« 組織への視座 | トップページ | 過去の成功法則 »

2012年1月22日 (日)

固定観念の打破

リーダーが中心になって、組織の力を生み出し、組織全体の水準を引き上げるには、
一人ひとりのメンバーが持つ知識や経験を、組織的に総合的にプロデュースし、
共有する価値として認知されるのが最初の作業。自律的な参加意識を促せるか。

組織の現状を把握するため、学習することは重要だが、単なる模倣では意味がない。
数人で構成される組織と、全国に支店網を張り巡らす組織では、
基本は同じでも方法論は違う。それぞれに最適な手法を選択できるかが鍵になる。

組織規模に関わらず、個人を疎外しないことが前提。機械的な改善を試みない。
経営の意思で統合された計画に基づき、それぞれの役割を果たし、目標を達成する。
組織の成長プロセスを正確に理解し、適切な戦略を策定するのがリーダーの仕事。

組織の形を整えるのは最後の作業と考え、内部の意思疎通を図り、
当事者意識を目覚めさせ、組織の成長を個々人のモチベーションへ転換させる。
全体に貢献する喜びを強く自覚し、最適な組織を築くプログラムを各々が考える。

個々の品質を高め向上させれば、次第に仕事は効率化され、量的拡大に繋がる。
目先の利益に惑わされず、長期的な視野に立ち、未来へのビジョンを掲げられるか。
優れたメンバーを中心に据えて、どれだけ革新を推し進められるかを問われる。

組織を成長させるには意思を統合することだが、トップダウンではうまくいかない。
ホンネで話し合える土壌を耕さねば、個人の知識と経験を組織は吸い上げられない。
ひとりでも多くのメンバーを組織運営に関わらせ、当事者意識を養わせられるか。

組織中心としたコミュニティを築くのに、最初のターゲットになるのは、
組織に関わる一人ひとりのメンバー。組織内で伝わらないメッセージが、
世間の人の心を動かせるわけがない。飾られた言葉は宙に浮き心に響かない。

組織の発展が個人の成長に繋がり、お互いの夢を実現させると信じられるか。
経営活動が社会に貢献し役立つと、一人ひとりが世間に向かい胸を張れるか。
リーダーは真正面から向き合い、熱く語りかけ、心と心を通い合わせねばならない。

そのうえで合理的な論拠を明らかにすれば、自分が課せられた役割を納得し、
一人ひとりが働き甲斐を感じる。同じ作業に携わっても、仕上がりが違ってくる。
借りてきた発想ではなく、風土に根ざした方策で、着実に成果をあげること。

こうした環境を準備するためには、組織を革新し、トップを動かすことが肝心。
外へ目を向けるより前に、内側の態勢をきちんと整えて、闘う前提を築く。
急がば回れ、組織に根を張って、実が熟するまで粘り抜き、一つひとつを実現する。

そのために必要なのは、事実を事実としてありのままに捉えること。
さまざまな先入観や固定観念が障害となり、あなたの目は曇っていないだろうか。
自分自身の思考や発想のスタイルを、客観的に検証する手法を身に付けているか。

誰に対しても同じ態度で接し、謙虚な姿勢で学ぶ意思をきちんと伝えているか。
自分自身を省みて問い直すことを、日常の習慣として実践しているか。

|

« 組織への視座 | トップページ | 過去の成功法則 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/99210/41326068

この記事へのトラックバック一覧です: 固定観念の打破:

« 組織への視座 | トップページ | 過去の成功法則 »