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2012年1月 8日 (日)

自己革新のサポート(1)

時間を効率化するには、正確さとスピードの改善、個人スキルの向上と同じ。
チームの中の仕事を重複させれば、効率化に逆行し、それが慢性化することが多い。
リーダーはメンバーに割り当てた仕事を、自分でやり直さないことが原則。

その都度にリーダーは、時間を費やすだけでなく、メンバーへの説明を必要とし、
モチベーションを削がないように創意工夫。メンバーの依頼心も強くなる。
本人に間違いさせ、気づかせたほうが、長期的スパンで時間をロスしない。

リーダーの優位性を示すために、観念的な議論を長引かせるのも無用。
組織の危機を引き出して、リーダーの必要性をアピールするのも間違い。
大切なのは平常時に、リーダーが何を考えどのように動いているかを示すこと。

時間が足りないと思うのは、従来の延長線上で時間を割り当てるから。
課せられた役割を果たすために、優先順位を根本的に見直すだけでなく、
一つひとつの思考と行動のパターンを検証し、新たなルートにチャレンジする。

チーム内でのメンバーの問題を解決する際に、単に事態の収拾を図るだけでは、
リーダーとしての役割を果たせない。再び同じ問題が起きたときにどうできるか、
メンバー自身が解決できるように、プロセスと思考をきちんと教えるのが肝心。

問題へのプロセスと思考を共有すれば、目的意識も理解されやすく、
メンバー全員が情報の価値を同じ基準で捉えられる。危機に瀕して行動するより、
平常時から意識的に役割を演じたほうが、自然な形で受け入れられやすい。

過去の経験値を受け渡すだけでなく、メンバーと共に考えて解決策を導けば、
自分自身が何をどれだけ学習しているかを問われる。変化も明らかになる。
過去の成功法則を活かすには、今でも通用するように価値転換を図るのが前提。

周囲の人がどのように、自分を成長させようとしているか、理解しているか。
それぞれの学習方法に、謙虚に耳を傾ければ、無尽蔵にヒントを示唆される。
置かれた環境の中で、学ぶチャンスはいくらでもある。それに気づいているか。

毎日のようにたくさんの人と会い、さまざまな情報に関わっているが、
どれほど学習機会として活用しているか。意識することもなく通り過ぎていないか。

学ぶことは食事と同じで、自然体で日常的に臨めば良い。許容量など考えない。
必要な知識や思考は栄養として蓄積され、不要であればいつの間にか排泄される。
大事なのは興味を抱けるか、そのためにどれだけ幅広くアンテナを張っているか。

リーダーという立場に関わらず、仕事と積極的に取り組み、成果を導いている人は、
目的を達成するために、自分をサポートするネットワークを、組織の内外に築く。
課せられたテーマを掘り下げるのに、さまざまな人の知恵と力を借りている。

リーダーとして、組織の成長と発展に貢献する役割を課せられると、
守備範囲は広がり、学ぶべきテーマも拡大し、これから先に減ることもない。
今までのネットワークを整理したうえで、新たなネットワークを築かねばならない。

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