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2012年1月10日 (火)

自己革新のサポート(3)

世の中で起こることのすべてに、個人として関われるわけでもないし、
理性で合理的に割り切れない事象もたくさんあるし、
それらを認めて受け入れるなら、自分の力が無限でないと気づく。

宗教や信仰についても、心の問題として捉えれば、敬虔な態度で接せられる。
自分の神が在るにしてもないにしても、人の神を否定することに繋がらない。
大切なのは神を信じるか信じないかでなく、神を信じる人を認めること。

人の思考と行動は基本的に論理的だから、コミュニケーションも整合性を保てる。
しかし私たちは知識がすべてを解決しないと理解しているし、
想像力を働かせることで諸々の物語が伝えられたことも知っている。

不可知領域を無理に認めることもないが、否定する正当な根拠もない。
それぞれがそれぞれの方法で、心のバランスをコントロールしているのに、
自分の領域を侵されてもいないのに、敢えて人の心を乱す必要もない。

新しい発見が、インスピレーションによってもたらされることもある。
日頃から心を柔らかくしておかないと、そのような機会は得られない。
森羅万象に対して謙虚な姿勢で臨めば、学ぶことは無尽蔵とわかってくる。

読書は学習のためだけでなく、未知の領域に触れるにも効果的。
訪れたことのない地域や、初めて見聞する慣習や文化、風俗などものパイロット。
それぞれに歴史があり、人と人が形づくるドラマがあると、本は語り掛けてくれる。

リーダーとして歳月を重ねると、他から特別の援助を受けることなく、
うまくやっていけるような気がする。自分の成長するスピードが最高点に達すると、
そこへ至るプロセスで有効だった諸々の支援システムへの注意を怠りがちになる。

テーマの画期的な問題解決策を見いだすと、しばらく絶対的な競争優位性を保てる。
しかしその成功が華々しいほど、人はそこに執着し、捕らわれていくのも事実。
一時代を築いた人ほど、自分のスタイルに固執して、新しい世界を切り開けない。

ライバルが新たな問題解決策を見いだし、明らかに主流が移っていたとしても、
過去の成功法則が有効性を失ったと捉えず、同工異曲の策を繰り返して自滅する。
元々高い能力を秘めてるのだから、手放す勇気があれば再び主導権を握れる。

リーダーのパラドックスは、同じで在り続けるためには変化せねばならないこと。
人は誰でも、自分が聞きたい答を返してくれる人に、無意識のうちに支援を求め、
同じパターンの繰り返しに陥るから、実際に変化するのは容易ではない。

すでに持っているものに必死にしがみついても、それが同じ価値とは限らない。
変化することだけを念頭に奔走しても、根が生えていなければ迷走するだけ。
今の自分に何が必要か、何ができるか。心を裸にして問い直せるか。

大事なのは、自分が心から望むことを意識して、高い目的を見据えて、歩み続ける。
迷っても、恐れても、自分に素直になりさえすれば、それは明らかに見えてくる。

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