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2012年1月17日 (火)

アピールポイント

組織に関わる人は皆、獲物を狙う猟犬のように、自分より力の強い人を嗅ぎ分ける。
肩書や権威で脅しつけようとしても、お飾りのリーダーなら平然と無視する。
威圧しようと偉そうに居丈高に振る舞っても、本心からは指示命令に従わない。

自分の言葉に説得力を持たせるには、メンバーに対してに力を示すこと。
難問を解決して、実際に成果を導けば、誰の目にも力の差は歴然となる。
積み重ねた知識と経験を総動員して、結果をもたらすことが大切。

現場の経験がなければ、新しい角度から仕事を捉え直し、画期的なスタイルを提示。
具体的なシミュレーションを展開し、チャレンジを成功へ導けば認められる。
蓄えた知識と経験を活かし、自分自身の見識を、前面に打ち出さねばならない。

現場の力がないと無用の遠慮を続けると、リーダーとメンバーの立場は逆転する。
最初に毅然とした態度をとらなければ、本領を発揮するチャンスは失われる。
メンバーに一目置かせる場面を演出し、強烈にアピールすることを求められる。

大上段に構えて声で驚かそうとすれば、内実は張り子の虎と見透かされる。
大きな声で怒鳴らなくとも、ジロリと睨むだけで、緊張感が走る雰囲気が大事。
そのためには肩書がつく前に、プロとしてのスキルを磨くことが必要不可欠。

営業であれ、企画であれ、経理であれ、庶務であれ、仕事の基本は変わらない。
計画を立て行動し検証するサイクルは、どこのポジションへ行っても通用する。
今の立場に任命されたた事実を受けとめて、自信を持って勝負できるスキルを示す。

リーダーであると強く自覚して、胸を張って堂々とメンバーに接する。
蓄えてきた力を転換し、自分なりのスタイルを浸透させ、課せられた役割を果たす。

メンバーがリーダーを凄いと思うのは、知識や経験の量でも、過去の実績でもなく、
現場の中で有効に活かせる実践力と判断力。人として尊敬できる品格と見識。

メンバーの防波堤になろうとしても、裏付ける力がなければ荒波に押し流される。
心構えだけで乗り切れるほど、ビジネスは甘いものではなく、簡単に潰される。
闘うには闘えるだけの武器を手に、知恵と勇気を振り絞り、決して引き下がらない。

ひとつの仕事を徹底的に極めると、他の仕事との共通項が見えてくるから、
そこを起点に捉えれば、メンバー一人ひとりに、何を求めるかを間違えない。
職場での経験を重ねれば、どこを重要視すべきか、落としどころもわかってくる。

自分がやってきた仕事を振り返り、どこを掘り下げれば有効かを絞り込む。
直接仕事に結び付かずとも、成果を導くまでのプロセスに共通項は必ずある。

そこを見いだすのに重要なのは、すべての仕事を中途半端で終わらせないこと。
苦労して登り詰めたからこそ開ける視野があり、想像力を働かせられる。

そのうえで自分が持つ力を、メンバーを活かすために縦横無尽に駆使する。
人を育てるために、常に自分の可能性を切り開かねば、リーダーとして機能しない。

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