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2011年12月24日 (土)

事業計画の理解

組織活動を展開するには、具体的な目標と成長のベクトルを策定して、
計画に基づき行動を起こす。いつまでに、どのセクションで、何を行うのか。
組織を縦断したプロジェクトの推進も協議され、現場に落とし込まれる。

組織が大きくなるほど、チームのメンバーに、事業計画は見えにくくなる。
毎日の活動が、どのように成果へ結びつくか、組織が複雑になるほどわからない。
どうしてもノルマを課せられて、追われているような気分に襲われる。

リーダーは、組織がどう動いているか、具体的にわかりやすくメンバーに説明する。
的確に現状を踏まえ、組織の意思を伝えれば、メンバーは自分の立場を位置付ける。
さまざまな課題の中で、何を優先すべきかも自覚して、自律的に動くようになる。

事業計画は上層部から降りてくるだけでなく、現場からの提言を重要視して策定。
決断を誤らせないために、双方向のコミュニケーションが必要不可欠になる。
事実に基づいて計画を推進しなければ、組織は砂上の楼閣になる。

一人ひとりの成果が組織の未来を築くと、リーダーはメンバーの意識に刷り込む。
組織と個人の目的を合致させ、日々の活動を充実させる意欲を湧き起こせるか。

事業計画を受け身で捉えず、組織の長期戦略を踏まえ、必然の流れと理解して、
当事者として積極的に関わることが肝心。組織と一体感を持てるかどうか。

事業計画は大きく分けて、期間計画とプロジェクト・プランニングで構成される。
期間計画では目標までのスパンを設定し、セクションごとの数値を決定する。

3年後から5年後を見据えるのが長期計画、3年後を予測するのが中期計画、
年度目標と呼ばれるのが短期計画。それぞれが整合性を保てるように構成される。

プロジェクト・プランニングは特定のテーマを設定し、目標に沿って組織を縦断し、
選ばれたスタッフを揃えて推進する。全社レベルで取り組むテーマが中心になり、
設備投資計画や新商品開発計画、増資および上場計画などを戦略的に主導する。

経営理念や創業精神に基づき長期経営計画を策定、中・短期経営計画に落とし込み、
プロジェクト・プランニングを適切に組み込んでいくのが一般的なケース。
スパンが短くなるほど状況に対応し、実現可能な数値に修正される。

事業計画は組織の羅針盤。組織に関わる人すべてが迷わないための道標。
経営を取り巻く環境が大きく変化しても、対応した計画が必要になる。
状況に応じて修正しながら、最終的に組織の存続を実現しなければならない。

リーダーは事業計画を踏まえ、預けられたチームとメンバーを効率的に活かし、
社会から認知されるプロセスを経て、組織の利益に貢献することを求められる。

チームの一人ひとりのメンバーに、事業計画を周知徹底し、理解させるのが基本。
全体の流れをわきまえたうえで、自分の持ち場を大切にして組織の発展に繋げる。
組織と個人は対立するものでなく、共生して成長していくと考えているか。

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