« サポートとプライド | トップページ | 力の源泉 »

2011年12月 9日 (金)

サバイバル規則とメタ規則

人と人のやり取りで、誰もが他人を扱う自分なりの規則を持っている。
規則は人生の極めて初期に、生存に関わるものとして形づくられたので、
強い情緒を伴っていて、習得した規則を一般原理と思い込む要因にもなる。

リーダーが規則に気遣うのは、それが思考の流れに強い影響を及ぼすから。
その性質を理解すれば、具体的な場面で、どう対応すべきかの助けになる。

二重に重要な規則も存在する。それは規則についての規則、つまりメタ規則。
メタ規則は、規則に関するアイデアの流れを制御する。
新しい規則を覚えたり、旧い規則を忘れたり、メタ規則に従って判断する。

第1段階
自分自身が規則として認識する内容を具体的かつ明確に記述する。

第2段階
規則はサバイバル規則としての役割を果たしたと承認し、価値を素直に受け入れる。
客観的視点に立って否定したいと考えても、性急にそうしてはならない。
無理に押し切ろうとするとメタ規則が働いて、自己の全否定に繋がりかねない。

第3段階
規則を絶対命題として扱わず、排除もせず、自分に選択の余地を与える。
元々の規則は自分が決めたものだから、変更するのも自分の意志で決められる。

第4段階
規則に対し完璧な原則を取り除き、可能性へ立ち向かう意志として捉え直す。
全知全能な人などいないとわきまえれば、心がすっと軽くなる。

第5段階
規則が全体を包括するものでなく、状況や環境に対応するものと考える。

第6段階
規則を一般的なものとして捉えず、個別にその都度に形づくるものとする。

人に対して誠実に向き合えるのは、その関係が良好に発展すると考えるから。
そう思える前提になるは、自分自身を価値ある存在と認識できるから。
誰にもマイナス要素はあるが、それを補って余りあるプラス要素がある。

あなたには、どのようなサバイバル規則があるか。過去を掘り下げて検証する。
そのプロセスでメタ規則を発見できたら、どう未来へ繋げるかの知恵を働かす。

人は誰でも、生まれ育った時代や環境に強い影響を受けている。
それは良し悪しでなく事実だから、ありのままに認めねばならない。
大事なのは等身大に置き換えて、今の自分から捉え直し位置付けること。

時代の流れは遡れないが、過去の解釈を切り換えることならできる。
すべてが今の自分を形づくるのに必要であり、未来を築くための礎になる。

|

« サポートとプライド | トップページ | 力の源泉 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/99210/41324904

この記事へのトラックバック一覧です: サバイバル規則とメタ規則:

« サポートとプライド | トップページ | 力の源泉 »