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2011年12月30日 (金)

感性を磨く

新商品のパッケージデザインを、A案にするかB案でいくか。
受付に怒鳴り込んできたお客様を、来賓応接室に通すか、外の喫茶店で話を聞くか。
現場で求められるのは、緩急自在な決断力と行動力。すぐに動かざるを得ない。
瞬時の判断が必要なので、筋道を立て考えていたら、間に合わないこともある。

知識と経験をフル稼働させて、ヒラメキや勘で対応することになるが、
その際に問われるのがそれぞれの感性、非言語的で直感的な能力。
日頃から意識的に磨いておかないと、一朝一夕では身に付かない。

1 野次馬精神
世間で流行しているものに、頭を突っ込んで覗いているか。
時代の尖端で輝いている現象を、他人事として切り捨てない。
先入観を持たずに飛び込めば、さまざまな刺激を受け、脳が柔らかくなっていく。

2 クラシック
音楽でも絵画でも文学でも、時代の風雪に堪えた作品は、心の奥深く感動させる。
展覧会やコンサートに足繁く通い、古都を訪ねて建築物や都市の風景に接する。
時や場所を超えて共有できる人の感性が、しだいに養われていく。

3 オンとオフ
同じ方向ばかり見つめていると、集中力が薄れて判断が鈍る。
疲れたら休み、心を遊ばせる場所を持っているか。気持ちに余裕はあるか。
同じことを繰り返すと感性が摩滅する。メリハリのある生活がリフレッシュさせる。

4 アクティブ
山道をゆっくりと歩いたり、ゴルフを楽しんだり、プールで一日を過ごしたり、
身体を動かすことの感覚は、部屋に閉じこもっていると忘れてしまう。
忙しくて時間がなければ、階段を昇り降りするだけでも、感覚が甦ってくる。

5 新しい発見
通信機器の新製品が発売されたり、政治経済のしくみが改革されたり、
ときとして億劫に感じてしまうが、積極的に関心を示さねばならない。
新しい細胞が旧い皮質を刺激し、強いパワーに生まれ変わる。

6 異論の傾聴
自分と異質な人の話を聞いて、キャパシティを広げているか。
まったく知らない分野の話題でも、耳を傾けているとおもしろくなるか。
新しいことに興味を覚えなくなると、すべての反応が機械化されていく。

感性を磨く基本は、どれだけ驚けるか。そのような場面に身を投じられるか。
どれだけ美しい風景でも、日夜目にしていると印象が薄れていく。
新鮮な衝撃に包まれるからこそ、感性は研ぎ澄まされ革新される。

わからないことや、できないことを恐れずに、おもしろがるのが大事。
うまくいかずに途方に暮れても、そこで諦めずに一歩前へ踏み込めるか。
人の目を気にしているうちは、本物の感性は磨かれない。

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