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2011年12月17日 (土)

チェンジマネジメント

刻々と変化する状況に対応し、組織は最適なスタンスを求め、その存在を捉え直す。
新しいシステムを導入し、業務内容を改善し、従来の制度にメスを入れる。
その結果、組織は生まれ変わり、組織文化に根ざした個々の意識も変革される。

ナレッジ・マネジメントでは、知識を座標軸に据えて、事業活動の本質を問い直す。

最初の段階では過去の成功法則を再利用し生産性を向上させたり、
特定のセクションのスキルやノウハウを全社的に活用したり、
最小効率で最大利益をもたらせようとする。組織内の知識を整理統合する。

次に想定されるのは、知識ベース事業への移行、情報を積極的に活用する。
それぞれの業務に基づいたデータベースを統合し、共通言語を設定する。
組織内を縦断するネットワークを外部へ発展させ、コミュニティを拡大する。

知識創造や問題解決を担うのは特定の個人ではなく、組織の成員による共同作業。

新商品開発や技術革新のシステムに知識創造プロセスを定着させ、
付加価値を高めたクオリティを市場に認知させて信頼を得る。
組織そのものを、知識という視座から再構築し、確かな地歩を築く。

こうしたプロセスへ深化させるには、組織の知識をきちんと認識することが前提。
知識を体系的に整理し検索できるようにしたのが、ナレッジマップ(Kmap)。

組織がどこへ向かおうとしているか、指針を合理的に検証し、方向を明らかにする。
知識を使いこなして作業を進めれば、微調整や修正は難しいことではない。
それぞれの立場や思惑を乗り越えて、社会から必要とされる組織を創る。

一人ひとりが自律的に活動しながら、そこで得た知識を組織全体で共有し、
高いレベルでの情報提供やサービスを実現するのが、
PSF(プロフェッショナル・サービス・ファーム)である。
弁護士事務所や会計事務所など、専門家の集団をイメージすれば良い。

組織の成員の独立性が極めて高く、各々が対等のパートナーとして結びついている。
個人でも食べていける力を持ちながら、組織化したほうがパワーを発揮できるから、

お互いを尊重しながら協力し合って、情報やデータベースを上手に利用する。
組織が永続的に成長するには、こうしたスタイルへ転換せざるを得ない。

チェンジマネジメントを推し進めるには、リーダーが権限を委譲し、
メンバーが期待に応える力を身につけ、相互に影響を及ぼし合うことが肝心。

情報やデータを提供するだけでは、上層部が理解する内容を全体が認知できない。

知識をデータに落とし込む段階で、言葉と言葉の繋がりを検証する。
知識を共有するには、誰もが理解できるレベルまで平準化することが必要不可欠。
組織全体のクオリティを引き上げねば、知識と情報は有効に機能しない。

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