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2011年11月24日 (木)

リーダーの戦略策定

どんな現実的問題にも、未だ誰も発見していないもうひとつの答がある。
それを発見できると限らないし、今の問題に間に合うかはわからない。
その状況の中では、発見する価値がないかもしれない。それでも、それは存在する。

既成の思考のパラダイムに捕らわれていると、導かれた答からの展開を試みないが、
良いリーダーはさらに良い結果を追い求める。今が最高水準と捉えない。
他から完璧と評価されても、そこに持続性がないとわきまえている。

すべての失敗は、それを活かそうとする意欲があれば、新しい成功への宝庫。
真に独創的な成功は、失敗からしか導かれない。失敗に屈するか否か。

失敗を単なる間違いと決めつけて切り捨てるか、そこへ至るプロセスを追うか。
失敗の事実を平常心で捉え、そこを起点として発想を膨らませるかを問われる。

新しい成功の源泉を、自分の思考、感性、経験、想像力に求めるには限界がある。
人の力をどれだけ上手に借りられるか、活かせるか。謙虚な態度で臨めるか。

今までの成功を別の角度から理解することでも、新しい成功は生まれる。
その背景に思い込みがあっても、それは自分自身の経験値と想像力だから、
上手に展開すれば、独創的な成功へのステップになる。答はひとつではない。

大事なのは成功のプロセスをなぞるのでなく、自分の頭で考えて熟成させること。
リーダーは思考と感性を、どれだけ自由に駆け巡らせるかを問われる。

メンバーの良質な意見を抽出し、貼り合わせても、プラスの効果をもたらさない。
良質な意見をぶつけ合い、さらなる高みを目指せば良いのだが、
双方が一歩も退かず、膠着状態に陥るケースもある。感情だけが縺れ合う。

それぞれに目的意識を目覚めさせ、上手に融合するのがリーダーシップ。
お互いに花を持たせ、それぞれの立場を尊重し、正当に評価するのが大事。

学校教育での試験は、他と切り離されて、自分の能力だけを問われる。
学歴の高い人ほどそうした方法に慣れ、隣人の知恵を借りるのを邪悪と考える。
しかし三人寄れば文殊の知恵、独りで立ち向かわずに、束になって闘えるか。

問題の解き方がわからなければ、隣の人に質問しても構わない。
試験用紙の解答欄に記された言葉を覗き、それで理解できるなら良いではないか。

人の答を覗き見て、間違っていたとしても、その原因を考える起点になる。
現実世界の問題は、必ず複数の答があるのだから、借りられる力は充分に活用する。
大事なのはその都度に、自分で真剣に考え抜くこと。当事者として臨むこと。

ひとつの可能性に決めつけず、さまざまな選択肢から決断を下せば、
思惑通りに進まない場合でも、二の矢三の矢を放ち、その間に体勢を立て直せる。

グループの力を総浚いして、徹底的に活かすのがリーダーのスタンス。

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