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2011年11月17日 (木)

リーダーのミッション

組織の機能を充分に発揮させるには、自律的なリーダーの存在が必要不可欠。
チームを統合するトレーニングは不足していても、資質は充分に磨いている。
過去の知識や経験を評価され、その役割を課せられたときは、引き受けるしかない。

リーダーとしての経験を積むには、公私を含めてさまざまな組織と関わり、
諸々の立場を実際に担いながら、リーダーはどうあるべきかを考えるのが早道。
地域活動やプライベートな関係を活用し、積極的にチャレンジする。

さまざまな組織に参加する際は、受動的に経験するだけで満足してはいけない。
それぞれがどこに座り、誰がどのくらい発言し、誰が質問し、誰がどう答えたか。
観察することで、自分がどう考え感じたかを記録として書き記す。

観察する習慣が身に付くと、さまざまな場面に応用できる。
一つひとつの経験を新しい視点で捉えれば、それはより豊かな意味を帯びる。
不適切なリーダーの言動も、学ぶ視点から捉えれば有効なものになる。

観察に慣れてきたら、誰も気づかない程度に、いつもと違う行動を試みる。
会議で別の席に座るなど、誰からも咎められない。
そのときに何を感じるか、どのように自分の意識と行動が変わるか。

グループがどう組織されているかを観察する際に、実情と外見の相違に着目する。
組織図として表された公式的な権力構造は、必ずしも真の組織と限らない。
実際のやり取りを見れば、ギャップが明らかになる。誰がキーパーソンか。

表面と実質の乖離が大きい組織は機能障害を起こす。内側から崩壊していく。
リーダーはメンバーを統制できず、メンバーは専門性の深化を組織的に活かせない。
一人ひとりの力は加算されるだけだから、組織に関わる意味が薄れていく。

とりわけ参考になるのは、報酬を伴わない組織への参加。
リーダーはどう振る舞うか。メンバーのリーダーへの信頼の根拠はどこにあるか。
それぞれの力はどのように絡み合い、組織としてどう力を発揮しているか。

うまくいっているケースでも、そうでないケースでも、学ぶべき要素は多い。
自分ならどうするかをシミュレーション、リーダーを動かすことにチャレンジ。
そうするとリーダーとして、目と耳と口をどう使うか、勘どころがわかってくる。

現場の最前線を担うメンバーが、いきいきと働けるために、どこに配慮しているか。
自分自身が現場で活躍し、メンバーから認められたいと願っていないか。
それぞれの役割を切り分け、自分がやるべきことに集中し、最善を尽くしているか。

野球チームの監督やコーチは、バッターボックスにもマウンドにも立たない。
グラウンドには未熟な選手が溢れ、経験豊富な監督やコーチは采配を振るう。
その結果がどうなるか、どのような監督やコーチがチームを勝たせるか。

どのようなリーダーを目指すべきか、自分ではすでにわかっているのだから、
やるべきことをやり切れば、周囲に人垣が生まれ、課せられた使命を果たせる。

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