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2011年11月22日 (火)

ビジネススタイルの理解

組織も人も常に変化するが、重大な影響を及ぼすのがリーダーの変化。
自分の内部で何がどのように変わっていくかを理解し、積極的に関われば、
プロセスそのものが、自分自身のビジネススタイルと密接に関わってくる。

変化のプロセスには、スピードの速い期間と遅い期間が交互に表れる。
それぞれが高原、谷間と呼ばれ、繰り返されるサイクルを形づくる。

1 練習期
スキルやノウハウの習得は、意志の強さと継続する時間、対象への集中力。
結果を出すまでの時間には個人差はあるがし、意志の強さや集中力は測れないが、
途中で放棄すれば努力の甲斐がないことは、経験値としての共通認識。

2 飛躍期
スキルやノウハウを活用できる段階では、取り巻く環境や周囲の状況に応じて改善。
着実に進歩するがスピードは遅い期間。努力に応じた結果が現れずに苛立つが、
それでも弛まず努力を重ねると、蓄積が飽和状態になり急激な飛躍へ転換する。

3 谷間のリスク
次へ飛躍するには試行錯誤が必要不可欠。従来の方法を踏襲し改善するだけでなく、
まったく新しい手法への挑戦を迫られる。手にしたスキルやノウハウを手放せば、
坂道を転げ落ちるリスクが生じるが、敢えてチャレンジする勇気を求められる。

4 パターンの理解
人も組織も変化のサイクルを循環し、適切なサポートはそのスピードを加速させる。
不適切なサポートは阻害要因になり、変化のサイクルを歪ませ、中断させる。
基本は同一だが、それぞれの現象や速度はすべて異なるから、観察が必要になる。

導いた成果を評価されると、人は誰でも自信に満ちてくる。
成功法則がもたらす期間は短く、新たなスキルとノウハウの取得を迫られるが、
従来の方法で一定の結果を出せるから、一歩踏み出すまでの決断に至らない。

すべてを一挙に切り換えるのでなく、日常業務は今まで通りに遂行し、一方で学習。
異なるスキルやノウハウを身に付けているから、
チャレンジを中止する理由に事欠かない。そこを乗り越えられるかどうかが分岐点。

やがて状況に対応したスキルやノウハウが、どれほど意味があるかを体得してくる。
そうなれば以前のスキルやノウハウには戻れない。
新しい世界が見えたと感じるときに、成長は自分の内部に根を張り始めている。

スキルやノウハウを学ぶことは、単に知識や技術を吸収するだけでなく、
新たな学び方を学ぶこと。応用すれば得られるプロセスやノウハウは増大する。
この螺旋状のプロセスは、成長を望む限りいつまでも続く。

自分自身の履歴を追えば、学習のスタイルを確認し、最適のプロセスを考えられる。
そのまま踏襲するのでなく、できる限りの改善を加え、効率的に修正する。
即効性に期待するより、学ぶプロセスを楽しめば、テーマを深く掘り起こせる。

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