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2011年11月 2日 (水)

喧嘩の作法

リーダーは皆に注視されているから、簡単に猪突猛進できない。
酔った勢いで相手と激しく言い争っても、適当なところで収めるのが大人の常識。
殴り合ってパトカーに通報されたら、自分だけでなく組織の恥も晒す。

肩書が付く立場になると、流石に手は出せないが、
身に降りかかる火の粉を、払わなければ火傷することもある。
逃げているだけでは、問題を解決できないなら、真正面から決着を付けるしかない。今の立場を守ろうとするあまり、理不尽な攻撃を許していないか。

殴られても蹴られてもヘラヘラ笑っていたら、攻撃はエスカレートしていく。
毅然とした態度で撥ね付けねば舐められても仕方ない。売られた喧嘩なら買う。

喧嘩になれば、お互いに無傷では済まない。満身創痍になる覚悟はあるか。
相手の立場が強すぎるときは、最悪の結果を招くこともある。

それでも闘うしか道がなければ、中途半端に手を引かない。
相討ちになる覚悟で徹底的にやらなければダメ。一歩も譲らない気迫を示す。

売られた喧嘩を買うときは、自分の面子は捨てる。
ここで引き下がったら仕事ができない。正義は自分にあると確かめる。
相手の言い分を冷静に受けとめ、間違っているところを指摘し、
それでも態度が改まらなければ宣戦布告。修羅場になるのはその段階で織り込む。

周囲に事情を説明して、影響が及ばないように避難させる。
リーダーの立場で喧嘩となれば、たくさんの人に迷惑を掛けるかもしれない。

誰が相手でも徹底抗戦、腰砕けになるようなら最初から仕掛けない。
負けるとわかっていても、退くに退けないからこそ意地を貫く。

実際の喧嘩の場面では、肩書が重いほど不利。世間は判官贔屓で弱い立場に味方。
闘いを公の場に移し、客観的な判断を待つ。筋の通った姿勢を崩さない。

相手が自分の言い分を認め、周囲も証人になってくれたら休戦。
勝った負けたが目的ではないから、腹を割って話し合い、お互いに握手すれば良い。

ふだんはやさしく笑っていても、いざとなったら鬼の形相になる。
紳士的な態度を一変させて、テコでも動かないほど頑固になる。
一筋縄でいかないとなれば、迂闊に手を出そうとする人はいない。

周囲に一目を置かれるようになれば、言い掛かりなど付けられない。
肝心なときに尻尾を丸めていたら、四方八方から叩かれる。
闘わねばならないときは、死ぬ気でやらなきゃ生き残れない。

喧嘩を求める必要はないが、避けて通れないこともあるから、
平時に腹を据えて、闘う心を養わねばならない。一歩踏み出す勇気を湧かせる。
喧嘩の相手が生涯のパートナーになり、肝胆相照らすことは多い。

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