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2011年10月14日 (金)

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理屈だけで人を説得できれば、学校の勉強だけで足りるけれど、
人の心は機械的に反応しない。どこで感情が動くか、受け容れるか。
浪花節や人情話に、人はどうして涙を流すのか。リーダーは理解せねばならない。

数字に縛られるからこそ、人の心の温もりに触れたときは、損得勘定を忘れて動く。
喉から手が出るほどお金が欲しいから、お金では自分の人生を売り渡したくない。
人の心は表裏一体の合わせ鏡、いつでも揺れているとわかっているか。

人は機械や道具ではない。切ったら赤い血が流れるし、笑ったり泣いたり叫ぶ。
嬉しいときもあれば、悲しいときもあって、それぞれ心が騒いでいる。
四角四面のタテマエより、ほろりとさせるホンネに惹かれ、その気になる。

1 安心
メンバーの居場所をつくって、穏やかな気持ちで働かせ、不安感を取り除く。
社会保険や給与システムなど、制度を充実させることも大事だが、
理由もなくメンバーを責めたりせずに、成長を願う気持ちを伝るのが重要。
コミュニケーションはそこから始まり、親和的な人間関係を築ける

2 信頼
相手の真意を疑って警戒心を持って接すれば、強固な壁に跳ね返される。
名刺の肩書や服装などの第一印象で、相手を枠にはめ込まない。
自分から相手を好きになり、騙されたとしても構わないと、身を預けられるか。
そこまで心を開いたら、たいていの人は騙さない。誠意で応えてくれる。

3 希望
一所懸命に頑張ったら、報われると信じたいのは、誰だって同じ気持ち。
将来のビジョンを鮮明に描いて、一緒に夢を見ているか。
オフィシャルな場面だけでなく、アフター5にも情熱を語り掛けているか。
リーダーに目標とされるところがなければ、メンバーは意欲的に関わろうとしない。

4 意欲
リーダーに活力が溢れているチームでは、メンバー一人ひとりが元気に働く。
高い目標にチャレンジする気持ちが、モチベーションを刺激するから、
厳しい環境でも積極的に切り開こうとする。誰もめげない。
リーダーが戦意喪失したとたん、風船の空気がしぼむようになる。

5 責任
どのような結果を招いても、最終責任をリーダーが負えば、
メンバーは全身全霊を傾けてチャレンジし、余力を一切遺さない。
些細なことでも責任を転嫁すると、メンバーは計算して駆け引きする。
組織全体の潜在能力は死蔵され、皆がそれぞれ別の方向へ走り出す。

人の心の動きを敏感に察するのも大事だが、前提になるのは自分自身。
リーダーの言動に曇りはないか、誰の前でも恥じるところはないか。

人は基本的に善意に依って判断する。清く美しく自分を磨こうとする。

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