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2011年10月 6日 (木)

スキルを伝える

メンバーがリーダーに従うのは、自分より仕事ができるから。
肩書が重い人のほうが、肩書が軽い人に比べて、能力があるのが常識。
すべてを自分で担っていたら、とても時間が足りなくなるから、仕事を任せている。

こうした原則を踏まえるなら、スキルを伝えるのはリーダーの最初の仕事。
本来は自分がやるべき仕事を代行させると考えて、正しく引き継ぐことが肝心。
中途半端に伝えてしまうと、足を引っ張られるだけでなく、将来を閉ざす。

人事異動で昇進した人よりも、実務能力に優れたメンバーも居る。
専門性の強いセクションになると、リーダーがすべてを掌握できない。
それで良いとは思っていないのなら、今からでも間に合うから勉強する。
ポイントだけは押さえておかないと、チームをまとめられない。

1 仕事の基本
どんなセクションに配属されても、読む・書く・計算するは基本。
報告書や伝票をチェックして、誤字や計算ミスを見逃さずに、きちんと覚えさせる。
とくに文書を作成するときは、辞書をひく習慣をつけさせる。

2 時間の期限
正確に迅速に仕事をこなせるメンバーには、締切の意識を植え付ける。
レポートが提出日より遅れたら、受け取らないで突き返して良い。
そのうえで時間をコントロールするコツを、具体的なノウハウを中心に指導する。

3 報・連・相
自分の関わった仕事を手渡すときに、どのようにコミュニケイトするか。
先輩や取引先に対する話し方から、報告書を作成する要注意事項まで、
手とり足とり教えることで、仕事の流れが滞らないよう、最善を尽くす。

4 ツールの特長
電話の受け方・掛け方を教える前に、電話器のしくみを覚えさせる。
コピー機やファックス送信機からコンピュータまで、
事務の仕事でも新しいツールが次々と登場している。
まして工場や倉庫などの現場では、機械の使い方を知ることは最重要。

5 マニュアル
仕事は創意工夫と言われるが、最初は誰でもマネから始まる。
上司や先輩のやり方を見て盗むより、マニュアルを学んだほうが合理的。
できるだけ広範囲に細部まで、仕事を標準化、誰でもできるようにする。
それぞれの個性を伸ばすのは、それからでも充分に間に合う。

6 勉強の方法
ビジネスでの自己実現は、与えられた仕事をこなしているだけでは不充分。
ところが何をどう勉強すれば良いのか、その方法がわからないから困っている。
自分の経験をベースに、どのように学ぶべきか、具体的にわかりやすく説明。
ひとつのテーマを追うことで、共に学び考えるのも効果的。

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