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2011年10月23日 (日)

リーダーの覚悟

業績が順調に伸びているときは、誰がリーダーになっても問題は少ない。
ところが追い詰められたときは、リーダーが何を考えどう動くかで、
組織の運命は大きく左右される。リーダーシップを発揮できるかできないか。
肝心なときに闘えないリーダーは、これからの時代に必要とされない。

四面楚歌の状況に置かれたら、誰だって膝は震え、口の中は乾き、目は虚ろに泳ぐ。
逃げ出したい気持ちを必死で堪えて、カラ元気を振り絞れるか正念場。
組織からメンバーから、信頼されるかどうかの分岐点。

人間生まれてきたのは裸なのだから、失うものなど何もない。
仕事で失敗したからといって、命まで奪われるわけではない。
そこまで覚悟を決めたら、気持ちも穏やかに落ち着いて、全身全霊を傾けて闘える。

1 過去の栄光
組織に対してどれだけ貢献していても、その評価は定まって支払は済んでいる。
いつまでも昔の手柄話を持ち出して、請求書を突きつけない。
功績が認められているからこそ、今のポストが与えられている。

2 現在の立場
名刺に刷られている肩書は、一時的に預かって、やがては返さねばならない。
早いか遅いかの違いだけで、未練を残さない。自分の権利ではない。
リーダーの立場にいるうちに、リーダーとしてできることをやっているか。

3 目先の利益
ボーナスを見込んで自動車を買い換えたり、海外旅行の計画を立てたりしていると、
考え方が保守的になり胆が据わらない。いつ辞めても困らないようにしているか。
永遠に今の生活が続くと思わないほうが良い。

4 世間の評判
組織の内外を問わず、人の目は気になるものだし、無責任な噂話も絶えない。
自分がどう観られているか注意して、改善することは必要だが、
振り回されたら本末転倒。八方美人ではリーダーは務まらない。

5 家庭の事情
人それぞれに家族の形は異なり、さまざまな思いや心配を抱えている。
家庭を大切にするのは基本だが、限度を超えると組織内で浮いてくる。
どこで切り分けるかを意識しておかないと、いざというとき仕事に集中できない。

6 組織の評価
人を評価するのは人だから、どのような評価も絶対に正しいとは限らない。
組織全体のバランスや力関係で、微妙な修正を加えられることもある。
他の人と比べるより、自分がどれだけ組織に貢献し役立ったか。

人には108の煩悩があるという。聖人ではないから断ち切れない。
それでもリーダーとして置かれた立場を踏まえれば、
自分の中の弱さと闘って、凛として立つ姿勢を示さないと、皆が付いてこない。

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