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2011年9月 6日 (火)

誰をリーダーとして捉えるか

生まれてから今まで、置かれた立場に関わらず、
あなたがリーダーとして認めた人は、どれだけいるだろうか。

学校の先生、級友、クラブ活動の仲間、職場の上司、先輩、同僚、後輩、部下。
政治家や社会活動家、さまざまな分野の著者、学者や研究者そして経営者など。

何人でも構わないから、思いつくままノートに書き記す。
それぞれにどのような理由で、あなたはリーダーとして認めたのか。

浮かび上がるのは、あなたがリーダーとして必要と考えている諸々の条件。
それが正しいかどうかは別として、今のあなたが描くリーダー像。

今のあなたがどのような立場でも、自分がリーダーとして相応しいかどうか、
あなたは、自分が描くリーダー像との距離感で判断する。

最初にリーダーに任命されるときは、その距離が遠いのが普通だから、
あなたがリーダーになりたければ、少しでも近付こうと頑張るだろうし、
そうでなければ、リーダーになることを避けようとする。

厄介なのはリーダーとしての立場に就いても、こうした思いが頭から離れないこと。
諸々の情報は自分の観念で選択され増大し、さらに現実のリーダー像と乖離する。

とりわけ現場のリーダーは、的確かつ迅速な判断を求められる。
皆が合意するまでの時間がなければ、最終責任を負うのと引き替えに意思を通す。
失敗した際のペナルティも、上級職ほど及ぼす影響が大きいから、重く処分される。

リーダーが問われるのは、うまくいった場合でも、それが最善策とは限らないから。
さらに良い方法はなかったか、常に考えるからヒントを示唆され、
人の話に耳を傾ける習慣が生まれる。謙虚さはリーダーの重要な資質。

あなたがリーダーとして認める人を観察すれば、
平坦な道ばかり歩いていないとわかる。山在り谷在りの険しさを乗り越えている。

尊敬する人の自叙伝を読めば、行間から血と汗と涙が滲み出る。
そこで臆するか、それとも勇気が湧き起こるか、リーダーとしての分岐点。
リーダーとしての責務を避けられないのなら、良いリーダーを目指す。

リーダーとしてのトレーニングを積み重ね、確信を抱いて前へ進む。
日々に成長する意思を深め、積極的な言動として表していく。

リーダーとして絶対に必要不可欠なものは何か、あなたはその力を備えているか。
そうでないとしたら、どのような方法で力を蓄えようとしているか。
その道が長くとも、弛まず努力を重ねられるか。疲れたときはどうするか。

あなたがリーダーとして認める人の背中を負い、少しでも近付こうと思うか。
すべては自分自身への意思確認から始まる。胸を張って背筋を伸ばせるか。

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