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2011年9月16日 (金)

リーダーの自己改善

リーダーは毎日のように決断を迫られ、その都度コメントを添える。
組織に関わる人たちは皆、リーダーの言葉を信じ、全力を尽くすから、
常に的確な判断に基づいて誤りがないように心がける。

リーダーがいつでも正しいのにに越したことはないのだが、
人は死ぬまで成長途上の生き物だから、
どれだけ神経をすり減らしても間違える。

そのときに、どう身を処すか、リーダーにとって重要な問題。
戦略を間違えたときと、メンバーに誤った知識を伝えたときと、
軽重の違いがあるように思われるが、実のところ本質は同じ。

最悪なのは、何が何でも非を認めないリーダー。
上から指摘されても言い逃れ、責任を転嫁しようとする。
まして下から指摘されたら、肩書を振りかざしてはねつける。
自分で自分の首を絞め、信用を傷つけているのに気づかない。

冗談や軽口に紛らして、曖昧に流そうとするリーダーもいる。
照れくさいのもあるのだろうが、メンバーはリーダーを疑う気持ちが強くなる。

ミスが明らかになっていなくとも、自分自身で気づいたときに潔く非を認め、
原因を突き止めたうえで改善策を提示するのが基本。
組織に対しては出処進退を伺い、メンバーに対しては素直に頭を下げる。

リーダーとして間違えるのは恥ずかしいし、
周囲の評価を落とすのも目に見えている。
できることなら表沙汰にせず、穏便な形で収拾したい。

組織の上層部も将来のことを考え強く責めず、
メンバーも見て見ぬ振りをしたほうが火の粉がかからない。

二度三度と切り抜けていくと、それで通用すると思い込む。
そのうちに改めなくとも許されると解釈するが、
優秀なメンバーほど組織を辞めているのに気づいているか。

そうならないためには、日々の言動を省みて、自分を改めるのを恐れない。
間違えたら素直に詫びる。誰にどう評価されるかは、自分で決めることではない。

リーダーが頭を下げたからといって、それで値打ちが下がるものではない。
むしろ率直な態度に共感され、親和力が高まるケースが多い。

照れ臭いとか、格好悪いとか、自分で壁を築いていたら、
誰も心を開かず、双方向のコミュニケーションにならない。

どれだけバカになれるか、裸の心を晒せるか。
踏み切れば世界は広がる。自分がずっと楽になる。

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