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2011年6月 3日 (金)

エロティシズムを読むヒント02

① 文学からアプローチする

エロティシズムは文学の主要なテーマですから、
読まなければならない本は無尽蔵です。
G・バタイユの『エロティシズム』や、
ボーボアールの『第三の性』は、
すでに古典と考えても良いでしょう。
近松門左衛門などは、
情念の世界を知る手がかりになります。

② 芸術からアプローチする

彫刻や絵画など、ルネッサンス期の作品を中心に、
エロティシズムの美学は追求されています。
一番わかりやすいのは、やはり映画でしょう。
マリリン・モンローが20世紀の衝撃であったように、
エロティシズムを五感でイメージさせる表現手段です。

③ 歴史からアプローチする

キリスト教の歴史は、
エロティシズムに彩られています。
魔女裁判などの異端糾問は、
個人の精神の深部を白昼にさらけ出すことで、
大衆心理を操ろうとする意図が表れています。
百年戦争を駆け抜けたジャンヌ・ダルクも、
エロティックではないでしょうか。

④ 社会からアプローチする

エロティシズムは、
社会規範の中で位置付けられます。
『古事記』や『日本書紀』の神話世界から、
性の社会的役割は明らかにされています。
個人のエネルギーが、
いかに集散されていくのか、
そのシステムを知ることで、
エロティシズムの本質に迫りましょう。

エロティシズムの擬態は、
夕暮れの街の灯りにも表れます。
そうした現象も含めて、
人間という存在を理解しましょう。
薄っぺらに捉えないほうが賢明です。

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