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2011年6月 4日 (土)

人間そのものを好きになろう01

読むという作業は、
理解することを目的とします。
関わっている世界の全体像を知ることで、
自分自身を主役にした人生を送りたいから、
人間はさまざまなものを読むのです。
書き表された言葉だけでなく、
その奥に秘められたメッセージを探ります。

どれだけ深く読み込めるかは、
どれだけ対象に打ち込めるかで決まります。
知識を得るにも、人物から学ぶにも、
読む人の情熱が強ければ強いほど、
たくさんのメッセージが伝えられるのです。
読書量を誇るより、
真剣に向かい合うことが大切です。

集中力を高めて深く関わるためには、
興味を持たなければなりません。
誰かに強制されたり、義務感で読もうとせず、
読書を楽しむことです。
人間そのものに関心を抱き、
もっと距離を縮めようと願えば、
さまざまな情報が向こうから寄ってきます。

どんな本を読むときにも、
著者の主張を素直に受け入れることです。
最終的に批判したり、否定するのは、
読む人の判断で良いのですが、
最初から斜に構えて読むくらいなら、
時間潰しになるだけですから、
他のことをやったほうが生産的でしょう。

初対面の人と会うときは、
いろいろな評判を耳にしていても、
先入観を持たずに話を聞くでしょう。
そのうえで話の内容を判断し、
人物に対する評価を下すものです。
本を読むときも、
まったく同じように考えれば良いのです。
心を開いて接しましょう。

人間関係のポイントが、
相手を好きになることであるように、
読み方を上達させるには、
人間を好きになることが一番大事です。
正統派の知識人を崇拝するだけでなく、
異端の系譜に連なる人も含めて、
人間という存在に興味を持ちましょう。

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