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2011年5月28日 (土)

フィクションを裏読みする02

① 現実との接点を見つけよう

物語の書き手は、現実の世界に生きています。
イマジネーションの発信ベースは、
私たちが暮らす日常生活です。
繋がれた糸の結び目には、
見慣れた風景があるはずです。
そこから物語の扉を開けば、
たどるべき道も浮かび上がってきます。

② 何をデフォルメしているか

書き手がピントを合わせたい対象ほど、
モデルがわからないようにデフォルメされています。
この実態を明らかにすることが、
物語の謎を解く鍵になります。
政治権力であったり、モラルであったり、
表立って攻撃できないターゲットかも知れません。

③ 描かれた世界の秩序を探る

フィクションの書き手は、
作品に対して絶対権力を振るいます。
独自の価値基準に基づいて、
新しいルールを確立するのです。
反社会的であろうと、モラルを逸脱しようと、
絶対権力者が定めたものが正しいのです。
この秩序体系を理解することが必要です。

④ 読者をどこへ導きたいのか

著者の敷いたレールに従い、
鉄路をどこまでも進むと、
終着駅には何が待っているのだろうか? 
物語のページを閉じて、
現実世界に舞い戻ったとき、
どんな行動を求めるのだろうか? 
著者の意図を素直に受けとめることが、
フィクションを読みこなすコツです。

フィクションを夢中になって読み、
何も心に残していなければ、
人生にとって大きな損失です。
メインテーマを把握して、
しゃれた表現に酔いましょう。

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