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2011年5月24日 (火)

記録と資料を裏読みする02

① 基礎資料を重視する

決算書の基礎になるのは、
1枚ずつの振替伝票です。
勘定科目ごとの仕訳が済む前の、
シンプルな入金と出金の記録です。
こうした基礎データを丹念に拾っていくと、
資料としての整合性や
信頼性が判断できるのです。
1枚のメモ用紙を軽視しないことです。

② 記録の基準を考える

情報やデータをファイリングするときは、
保存する量より捨てる量のほうが、
はるかに多くなるのが普通です。
残されている資料や記録の背後には、
膨大な量の資料や記録が眠っているのです。
振り分けた基準を押さえておきましょう。

③ なぜ抹消されたのか

社長と意見が対立して辞めた取締役の記録が、
どこにも見当たらない会社があるという話を聞きました。
そこまで極端ではないにしても、
記録が抹消され事実が歪められているケースは、
決して珍しいことではないのです。
その理由も調べておきましょう。

④ 形を変えていないか

歴史から削り取られた事実が、
文学として表現されているように、
資料としては残されていない話を、
年長者から教えられることがあります。
資料や記録がすべてを包括すると思わずに、
さまざまな人の話に素直に耳を傾けましょう。

記録や資料は、
どれだけ有効性があるかで、
それぞれのランクに分けられます。
アイロニカルな言い方をすれば、
高ランクの資料ほど、
手垢で汚れているといえます。

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