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2011年5月21日 (土)

人事と組織図を裏読みする01

会社の人事異動や組織改革は、
事実の伝達と受け取られ、
何となく見過ごされてしまいます。
しかし、そこには陰謀も策略も渦巻いており、
組織の未来を占うヒントが隠されています。
経営トップは5年後、10年後を考えて、
布石を打っています。

読み解く鍵になるのは人間です。
組織の主流を昇ってきた人材が、
傍流の席に移されるには、
何らかの理由があると考えることです。
同じ立場のライバルが抜擢されていたら、
社内の権力闘争で勝負あったのかも知れません。
そう遠くない将来に身を退くでしょう。

横領や贈収賄などが発覚する前に、
内部調査で処理することも、
大きい会社では日常茶飯事です。
背任の首謀者が派閥のボスで、
社内的に連座させられることもあります。
こうした場合、本人に能力があれば、
意外と返り咲くチャンスは訪れます。

会社からの評価は変わらず高いのに、
陽の当たらないポジションに移されたら、
新しいプロジェクトが動き出す可能性があります。
構想が大きければ大きいほど、
遊軍として扱われるのです。
終わったと思われた人材が、
いきなりトップに就くこともあります。

企業系列や株主関係も、
きちんとチェックしておきましょう。
メインバンクからの出向役員が、
経営を牛耳る立場に就いたら、
財務的な問題が生じているのは常識です。
従来の人事評価基準が、
180度転換することもあります。

同族企業のオーナーなどが、
気分しだいで組織図を動かしているときは、
こうした読み方は一切通用しません。
しかし、そうであれば、
企業を貫く価値基準がないのですから、
どのみち先行きは期待できないでしょう。
組織図をジックリ読み込むことです。

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