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2011年5月13日 (金)

深層心理を探るポイント01

深層心理とは、
意識に表れない無意識のことです。
元々はフロイトの
精神分析で用いられていた概念であり、
無意識が潜在的に意識をコントロールし、
人間の行動や判断を決定するというものです。
本人が記憶の片隅に追いやった
体験があるということです。

たとえば、幼児のとき見たり聞いたりしたことが、
鮮烈な印象として焼き付けられたまま、
意識の表層では忘れられていたり、
精神の形成期に受けた強い衝撃が、
感性の柔らかい部分に傷跡として残っていたりするのです。
本人は自覚していません。

こうした深層心理が言動として表れるのは、
何かに対する病的なほどの執着や、
エキセントリックな感情の爆発ですから、
理性的に対応できないのが普通です。
精神科医であれば心理療法を施せますが、
私たちにはどうすることもできません。

日常生活に支障を来さない範囲で、
誰もが深層心理の影響を受けているのですから、
その人の個性と割り切って、
上手に付き合ったほうが賢明でしょう。
相手の逆鱗に触れる言動は、
慎むのが大人の態度というものです。
そこでディベートしても始まりません。

深く付き合う相手ほど、
日頃の言動を注意深く観察して、
反応するキーワードを確かめておきましょう。
徹底的に向かい合うのでなければ、
そこは聖域として侵さないのがルールです。
心の傷口に塩を擦り込んでも、
得られるものは何もありません。

出身地や家族構成など、生まれ育った環境も、
深層心理を形づくる要素です。
どんなに小さな社会でも、
そこで与えられた役割に、
適応しようとするのが人間です。
無意識のうちに、求められる人物を演じます。
そこにストレスやプレッシャーが生まれます。

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