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2011年5月11日 (水)

組織の力学を読みとろう01

人事異動の季節を迎えると、
どこの会社でも
悲喜こもごもな情景が繰り広げられます。
周囲から高く評価されていた人が、
左遷としか思えないような辞令を受けたり、
お茶坊主と陰口を叩かれていた人が、
異例の抜擢を受け小躍りしたりするのです。

大きな会社ほど、こうした傾向が強いようです。
学閥などの派閥人事が幅を利かせ、
優秀な人材が煮え湯を飲まされています。
それだけ会社に余力があり、
社員数も多いということでしょう。
小さな会社は小さな会社で、
同族意識の強い組織が目立ちます。

国際的な組織の再編成という危機に見舞われ、
企業論理が革新され能力主義に移行するのは、
果たして本当に実現することなのでしょうか。
実際の企業の栄枯盛衰を追ってみると、
人事に対する価値基準は倒産するまで揺るぎません。
リクツで人事は動かせません。

経営トップにしてみれば、
会社はあくまで所有物です。
私有財産をどのように処分しようとも、
他人の指図は受けないと考えます。
経営トップやオーナーでなくとも、
経営の中枢に近付くに連れて、
肩書なりの所有権を主張しがちなのです。

善し悪しは別として、
こうした構図を理解しておかないと、
組織社会で勝ち残ることはできません。
会社に三行半を叩きつけ、
自分で事業を起こすのか、
それとも組織の力学を活用して、
イニシアティブを握るのか、
それは自分自身で決断を下すことです。

40代や50代になってから後悔しないためにも、
組織の力学を踏まえて自分の将来を読みましょう。
独立開業する選択肢だけでなく、
転職して新天地を求めたほうが、
可能性が開けるかも知れません。
今の場所で頑張ることが、
ベストということもあります。

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