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2011年5月15日 (日)

ホンネとタテマエの読み方01

ホンネとは心の底で思っている本心であり、
タテマエとは表向きの方針や原則です。
社会生活を営む人間であれば、
誰もが2つを使い分けていると思いますが、
英語には対応する訳語がないということです。
社会を支えるスタイルや価値観が違うのでしょう。

欧米人が、
日本人は何を考えているのかわからないと、
ときどき口にしますが、
個人主義をベースにした文化と、
共同体をベースにした文化では、
基本的な発想が違うのです。
集団を活かすことで
初めて個人が活かされると、
日本人は考えるのです。

同じ農耕作業でも、
欧米では広い土地を
所有者やその家族が耕します。
日本では、狭い土地や乏しい水路を、
村人が共同で利用して、
収穫物を分け合ったのです。
自分一人だけの利益を主張したら、
爪弾きにされて路頭に迷います。
タテマエは生きる知恵なのです。

最近では、少し風潮も変わってきましたが、
儲かっている会社ほど、
世間のお役に立ちたいと、
公の席では発言したものです。
自分の会社が努力して、
競合他社を制圧したのだから、
贅沢しても罰は当たらないなど、
口が裂けても言いませんでした。

タテマエは、日本人の奥ゆかしさであり、
コミュニケーションを円滑にする潤滑剤なのです。
ホンネで語ろうと促す人ほど、
ホンネをぶつけられると、
うろたえたり、怒りだすのです。
ホンネで付き合うためには、
お互いに自立した精神を養うことが必要です。

その一方で、人間が決断するときは、
ホンネに基づいて行動します。
会社を辞めるときや、新しい企画を考えるときは、
タテマエでは勝負しません。
ホンネとタテマエの機能と役割を踏まえ、
上手に活用することが、
自己実現に繋がるということです。

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