« レベルを判断する基準を持つ01 | トップページ | 行間の余韻を味わおう01 »

2011年4月28日 (木)

レベルを判断する基準を持つ02

① どこまで行き届いているか

細かい部分までフォローして、
隙間を埋めている本は、
書き手がテーマをよく理解し、
伝えようとする気持ちが溢れています。
わかりやすい表現ができるのは、
著者に自信と裏付けがあるからです。
くどいくらいに説明してある本は、
読む値打ちがあるといえます。

② 従来の論理を乗り越えたか

無前提にオリジナルな意見を発表されても、
どう位置付ければ良いのかわかりません。
従来の諸説を踏まえて、
アウフヘーベンした結果、
新しい論理を展開しているなら、
その値打ちは納得できます。
どれだけ論理を積み重ねているかで
判断しましょう。

③ どれほどの感動を与えたか

読んだ後に心が震え、
涙が止まらないような本は、
世間の評価とは別に、
自分にとっては価値ある1冊です。
どこが心を震わせたのか、
何度も読み直して、
自分自身の感性を磨くことも必要です。
喜怒哀楽にダイレクトに迫る本は、
感性を高めるベースになります。

④ 文章の完成度が高いか否か

日本語としての表現や言葉の選び方で、
ひと味違う文章を理解するためには、
エッセイの名手と呼ばれる人の本を、
たくさん読んでイメージをふくらますことです。
芭蕉のどこが凄いのか、わかるようになれば、
文章を見る目が養われてきたのです。

質屋さんは修業時代に、
本物の宝石をたくさん見ます。
そのことで真贋を見分ける目が鍛えられるのです。
評価の定まっている本を、
たくさん読むことに通じます。

|

« レベルを判断する基準を持つ01 | トップページ | 行間の余韻を味わおう01 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/99210/38995027

この記事へのトラックバック一覧です: レベルを判断する基準を持つ02:

« レベルを判断する基準を持つ01 | トップページ | 行間の余韻を味わおう01 »