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2011年4月14日 (木)

コミックスを読むポイント02

① テーマを読みとる

大胆かつダイレクトに、
コミックスはテーマを提示しています。
友情、正義、修行など、
小説や評論の世界では伝わりにくいテーマを、
見事に描く作品が多いのも一つの特長です。
シンプルですが力強い表現形式が、
読者の胸に迫るからでしょう。

② 絵と文字を繋げる

コミックスは絵本でもなく、戯曲でもありません。
絵と台詞や擬音語の組み合わせで、
イメージを表現しています。
吹き出しの文字だけを追いかけたら、
平板な内容しか感じ取れません。
絵だけを評価したら稚拙なものもあります。
両者を一体で受けとめましょう。

③ 雰囲気を共有する

天衣無縫なシチュエーションに惑わされて、
コミックスを敬遠する人もいますが、
全体を貫く雰囲気に馴染み、
楽しみながら読むことが肝心です。
角を生やしたアニマル・ビキニのラムちゃんや、
下駄履きで突然発砲する両津巡査を、
素直な気持ちで受け入れることです。

④ 自分から飛び込む

純文学や人文科学の本を読むのはカッコ良く、
漫画を読んでいる姿はカッコ悪いなど、
自分の内部にある
知のヒエラルキーを突き崩しましょう。
たくさんの人に受け入れられている表現形式を、
フラットに捉えるだけでも
従来の価値観を問い直せます。

年代を重ねるに連れて、
コミックスは意識的に接しなければ、
遠ざかっていく世界と考えましょう。
定期購読誌の中に
いくつかのコミックス誌を組み入れることです。

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