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2011年4月 6日 (水)

経済小説を読むポイント02

① 経済の本質を探ろう

人間が社会生活を営むうえで、
経済は基礎を成す部分です。
マルクスの下部構造と
上部構造の理論を引くまでもなく、
生産活動を貨幣という価値に転換し、
それぞれの生活を組み立てるのです。
そのプロセスでの、利害の対立や駆け引きを、
きちんと観察しましょう。

② 企業の目的を知ろう

利益の追求を実現するために、
企業はあらゆる手段を考えます。
個々の人間が集まって企業になると考えるより、
企業そのものが
拡張する機能を備えていると捉えましょう。
企業をコントロールしようとする思惑は、
往々にして企業の論理で裏切られます。

③ 栄枯盛衰を推測しよう

万全な基盤に支えられていたはずの企業が倒壊し、
名も知らぬ小さな企業が頭角を現していく構図は、
日本経済の歴史として見慣れている風景でしょう。
その具体的な一場面が、
経済小説には描かれています。
第三者の目で冷静に、
因果関係を判断しましょう。

④ 自分はどう生きるのか

経済小説の舞台は、
会社やビジネス現場です。
想像力を働かせれば、
自分の人生によく似ています。
企画開発した商品が売れなかったり、
いきなり出向を命じられたのは、
主人公は自分と考えてみましょう。
どのように決断するのか、
追体験することが重要です。

仕事に関わる情報やデータを眺めていても、
経済小説を読んでいると、
イメージが大きく広がってきます。
一つひとつの情景が、
具体的な映像として結ばれます。

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