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2011年4月30日 (土)

行間の余韻を味わおう02

① 旅先で詩を読もう

出張や旅行など、
ふだんの生活と違う場所へ行くときは、
カバンの片隅に詩集を一冊入れて、
列車に揺られながら読んでみましょう。
新潟から秋田へ向かう列車の中で、
中原中也の『北の海』を読んでいたら、
思わず涙が流れてきました。

② 何が隠れているか

オーウェンの『動物農場』や
ソルジェニツィンの『ガン病棟』は、
政治権力を諷刺した小説ですが、
直接的に批判の対象は描かれていません。
作品全体が暗喩になっていることも、
書かれた状況によっては考えられます。
洞察力が求められるのです。

③ 文の真意を察する

ビジネス文書では、
督促状や抗議状などの文面でも、
事後の関係を保とうと配慮しますから、
ていねいな文が綴られています。
しかし、その内容は、
明らかに督促であり抗議です。
柔らかな表現に惑わされず、
真意を読みとらないと、
タイヘンなことになります。

④ リラックスしよう

言葉の意味を追っているだけでは、
行間の余韻を味わうことはできません。
穏やかな気持ちで、ゆったりと向き合えば、
イメージが広がってきます。
俳句や短歌の短詩なら、
一首読むたびに目を瞑り、
ビジュアルな映像を頭の中に描きましょう。

キャパシティが大きい人ほど、
文章の行間を読みとります。
猪突猛進して目的を果たすだけでなく、
道草する人生があることも知っておきましょう。

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