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2011年4月25日 (月)

ものごとを立体的に捉える01

お茶や海苔を入れる茶筒は、
上から見れば円ですし、
横から見れば長方形です。
斜めから立体的に見たときに、
初めて円筒とわかります。
言われてみれば、簡単なことですが、
私たちは意外と一方向からしか、
ものごとを捉えないケースが多いようです。

提出された企画書や報告書を読むときに、
書かれた文章を素直に受け入れるだけでは、
読み手としての見識が疑われかねません。
一つひとつデータや資料を確かめて、
着眼点が正しいか否か判断し、
気になるところは必ずチェックするでしょう。

それが、本という形になると、
頭から鵜呑みにしてしまいます。
手書きの文字と
印刷された文字の違いはありますが、
最近のパソコンやワープロを使えば、
それなりに美しい文書は仕上げられます。
器用な人なら、
糊とホチキスで製本までするのです。

だからといって、
社内文書は社内文書に過ぎません。
出版社から刊行されている本は、
その道のプロである編集者が認め、
値打ちがあると判断したからこそ、
書店の棚や平台に並べられているのです。
そうした意見は、
ある角度からは正論といえるでしょう。

しかし、企画書や報告書の
クオリティに差があるように、
出版物の内容も
ピンからキリまであるのは事実です。
市場に50万点の書籍が流通しているのですから、
1位から50万位までランキングしたときに、
刊行するレベルに達していない本もあり得ます。

同じ出版社から刊行されている本でも、
編集者によってコンセプトも異なり、
細かい部分の本づくりも違います。
まして著者一人ひとりを捉えれば、
同じ情報を手に入れても、
それぞれ解釈は分かれます。
判断する角度は一方向ではないのです。

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