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2009年11月11日 (水)

経営意思は現場へ伝えられているか12

松下電器産業の松下幸之助を筆頭に、
ソニーの盛田昭夫や井深大、
京セラの稲森和夫や
ホンダの本田宗一郎など、
著書を持つ経営者が率いる企業は、
その個性を社会的に認知され、
コア・ターゲットに強く支持されています。

キリンビールの牙城を
崩せなかったアサヒビールが
業界トップに躍り出たのは、
アサヒ・ドライのヒットもありますが、
それと並行して当時の経営者である
樋口太郎が著書を刊行し、
その想いを世に問うたことが
大きな影響を及ぼしています。
著書の行間から人間性が溢れ出て、
経営者と共に
企業や商品に親近感を持つから、
経営者が著作活動を
展開する企業は強いのです。

経営者自身が筆を執らなくとも、
語り部が企業の
歴史と文化を伝えることで、
顧客や取引先から
共感を得るケースもあります。
トヨタやキャノンは多くの語り部たちが、
さまざまな角度からアプローチしています。

自ら書くにせよ語り部が書くにせよ、
単行本にするだけの
具体的なメッセージを持つ企業が、
多くの人たちと意識の中でコミュニティを築き、
存在感をアピールしているということでしょう。

どのような形で
経営意思を伝えるかは、
それぞれの企業と経営者を
取り巻く環境で違いますが、
伝えたい内容を伝えようとしなければ、
理解と共感を得られないという
基本原則は変わりません。

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