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2009年11月 9日 (月)

経営意思は現場へ伝えられているか10

どのような営業組織を創るにしても、
社外の人と接する機会の多いのが
営業という仕事です。
デスク・ワークの部署以上に、
企業や経営者の価値観や理念を
刷り込んでおかなければ、
存亡に関わる事態を招きかねません。

経営意思を営業マンへ伝えるのは、
それほど簡単なことではありません。
小規模の企業なら
膝を突き合わせて語り合うこともできますが、
企業規模が大きくなれば
経営者の顔も知らない社員が増えます。
経営者が気軽に肩を叩いて、
赤提灯に誘う雰囲気もありません。

多くの企業で実施している朝礼も、
経営者から社員への一方通行で、
業務時間に食い込むこともあり、
あまり評判は芳しくないようです。
熱心にメモをとる社員もいますが、
アクビをかみ殺している社員も見受けられます。

顧客や取引先へ企業メッセージを伝えるのに
PR誌が効果的なのと同じ理由で、
社員に対して経営者のメッセージを伝えるには
社史や社内報を活用することです。
何度でも読み返し、
困ったときの座標軸にもなります。

社史というと革表紙に金箔を押した
立派なものを想像しますが、
数ページのリーフレットで充分なのです。
大切なのは企業が
どのような目的で立ち上げられ、
どんな歴史を刻んで今に至ったのか、
きちんと記されていることです。

社史を開けば創業精神が身近に伝わり、
企業のターニングポイントが理解できます。
経営者だけでなく先人たちの血と汗の結晶が、
名刺の肩書に刷られた社名とわかれば、
営業マンの置かれた立場も自覚できるでしょう。

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