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2009年7月31日 (金)

夏休み

ひとつの区切りが付いたので、
明日からしばらく夏休み。

今年は2月に母が逝き、
6月に義兄が召され、
その他にも諸々と問題山積。
私事に追われて仕事がお留守に。

ここに来てさまざまなオファー、
準備を進めなきゃいけないし、
片付けることもいくつか。

旧盆が明ける頃には再開するけど、
態勢を整える時間をください。

お急ぎの方や御用の方は、
お気軽にメールでご連絡ください。
個別に対応させていただきます。

冷夏だとか、
ご自愛のうえ、
ご健勝にお過ごしください。

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2009年7月30日 (木)

人生の設計図を描こう07

そこまで思い詰めることも
ありませんが、
真剣に自分について
考えてみることです。

そうすれば
中途半端な気持ちで、
日々を過ごせなくなります。
仕事に対する
スキルやノウハウを覚えても、
頭の中でこねくり回すだけでは、
昨日と同じ自分にしかなれません。

それと同時に、
どんな仕事に携わっている人を見ても、
仕事が好きで好きでたまらない人が、
最後には頭角を現しているのも事実です。
なりたい自分を問われても、
きちんとした言葉を返せない人は、
今の仕事を
好きになることから始めましょう。

私たちは
背負っているものが多いから、
どうしてもよけいなことを
考えてしまいます。
女房に美味しいものを
食べさせたいとか、
子どもに立派な教育を
受けさせたいとか、
両親にのんびり旅行をさせたいとか、
いくらお金があっても足りません。

しかし家族たちが
本当に望んでいるのは、
毎日をいきいきと働く姿です。
座って半畳、寝て一畳
という言葉がありますが、
人生に必要なものは
それほど多くないのです。

本末転倒せずに仕事に打ち込めば、
お天道さまと米の飯はついて回ります。

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2009年7月29日 (水)

人生の設計図を描こう06

厳しい言い方をするようですが、
転職や独立開業を考えているなら、
少なくとも人の二倍は働くことです。
仕事の成果が
給料に見合うとか見合わないとか、
小さなことにクヨクヨしていたら、
転職や独立開業しても
茨の道に放り出されます。

今ここにいる自分は、
自分が選び取ってきた結果です。
そのポジションを切り替えるなら、
落とし前をつけておくことです。
周囲の人や関わった人すべてに、
きっちりと責任を取らなければ、
次のステージへ進むことは
許されません。

その覚悟を持つことが、
実は一番重要なのです。
今の自分に落とし前をつけても、
追いかける目標が
明らかに見据えられたら、
どんな苦労でも乗り越えられます。
今の延長線上に目標を設定しても、
自分を問い詰めての決断であれば、
覚悟が決まります。

死ぬ気で仕事と取り組んでいる人には、
かなう人は誰もいないのです。
本気で仕事をやろうと思えば、
自分を変えることも恐くありません。
新しいことにチャレンジするのも、
失敗することに怯えて
ためらうことなどありません。

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2009年7月28日 (火)

人生の設計図を描こう05

私が最初の本を書いたときは、
まだ会社に勤めていた頃ですから、
書き上げるまでに
1年かかりました。
定時に会社を退社して、
残りの時間を原稿の執筆に当てたなど、
バカなマネは一切していません。
土曜や日曜でも、
会社の仕事が最優先です。

忙しいときなど
1ヶ月に数行の原稿しか書けず、
それも後になって読み直すと
使い物にならなかったり、
今から思うと随分遠回りしています。
今なら2ヶ月もあれば仕上げられた原稿に、
1年の歳月を費やしているのですから、
無駄といえば無駄な話です。

しかし当時の私は
会社を辞める気もなく、
1冊の本を書き上げる
見通しも立っていませんでした。
原稿を書くのを優先させるなど、
本末転倒するくらいなら、
潔く会社を辞めるのが
ルールと考えていました。
今でも間違っていたとは思いません。

本を書くことが仕事を阻害しないよう、
私は朝から晩まで働き続けました。
責任のある立場にいたこともあり、
会社がもう充分と言うまで貢献し、
睡眠時間を削って原稿に向かいました。
会社を辞めるまでの3年間は、
1年に1冊の本しか出していません。

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2009年7月27日 (月)

人生の設計図を描こう04

目標を達成して
ミュージシャンになったとき、
音楽関係の裏方の仕事をしていたなら、
たとえそれが
楽器店やCDショップのアルバイトでも、
経験は決して無駄にはなりません。
コンビニの店員としての経験は、
流通の世界の中で
生きるのでなければ役立ちません。

現実と目標とのギャップは、
自分で距離を測れる範囲でなければ、
次の行動に移れないということです。
今ここにいる自分を認めるなら、
人生の目標は
現実の延長線上に描かれます。
そこを明らかにしなければ、
仕事のイニシアティブは握れません。

将来は独立開業や転職を考えているが、
今のところ
海のものとも山のものともつかないので、
気持ちが揺れ動いているという人もいるでしょう。
そうした人は
今の仕事に全力を傾けて、
余力で新しい方向へ
チャレンジすることです。
今ここにいる自分を
中途半端に処理する人間は、
どこに行ってもうまくいきません。
次の場所でも言い訳が始まります。

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2009年7月26日 (日)

人生の設計図を描こう03

人間は自分の能力を
最大限に発揮できる場所で、
精一杯に生きるのが
社会から課せられたテーマです。
自分の居場所を早く探しだし、
充実した人生を送るのは、
自分のためだけでなく、
世のため人のため
必要とされているのです。

そのときに忘れてならないのは、
今ここにいる自分です。
本当はミュージシャンになりたくて、
生計を立てるためにコンビニで
アルバイトをしているとしたら、
今ここにいる自分は
ミュージシャンではなく、
コンビニのアルバイト店員です。

わずかでもお金をもらっている以上は、
職責をまっとうするのがルールです。
今の自分は
本来の自分ではないと考えて、
いい加減な気持ちで
仕事に取り組むくらいなら、
ミュージシャンへの道をひたすら極めて、
飲まず食わずで頑張るのが
大人の節度です。

そのように考えれば、
コンビニではなく、
音楽や興行に関する職種で
アルバイトしたほうが、
はるかにわかりやすいというものです。
ミュージシャンになる夢が絵空事ではなく、
それなりの実力を兼ね備えているなら、
本人がその気になれば道は開けます。

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2009年7月25日 (土)

人生の設計図を描こう02

誰でも人生の岐路に立たされ、
数多い可能性を切り捨て、
唯一の道を選択しています。
それが正しかったのか、
もう一度やり直せるのか、
そこまで問い詰めていくと、
自分が本当にやりたいことは何か、
ぼんやりと輪郭が現れてきます。

それと同時に、
自分が置かれた状況が、
おおよそわかってきます。
なりたい自分と
実際の自分とのギャップも、
ハッキリと見えてきます。
今までの人生経験を踏まえれば、
なりたい自分の姿は、
基本的に現実の延長線上に描かれます。

本気でプロ野球選手に
なりたいと願っているなら、
サッサと会社を辞めて、
グランドで泥まみれになることです。
力及ばず
全球団の入団テストに蹴られ、
どこかで野垂れ死ぬかもしれません。
しかし全力を尽くして
人生をまっとうするなら、
それが生きるということです。

最初からプロ野球選手になれる力は
ないとわかっていながら、
それでもプロ野球選手への思いが
断ち切れないとしたら、
それは未練というものです。
自分をスポイルするだけでなく、
周囲の人に迷惑をかけます。
どこかで気持ちを
切り替えなければなりません。

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2009年7月24日 (金)

人生の設計図を描こう01

自分で自分を
あきらめないためには、
自分自身に対して
正しい評価を下さなければなりません。
ところがこれが意外に難しいのです。
自分のことは自分が
一番よくわかっているつもりでも、
自分について説明するように
求められると
言葉に詰まります。

たいていの人は
名刺を差し出して、
会社や仕事の内容について話します。
出身地や出身校について話したり、
趣味や嗜好を披露したり、
ほとんどの人は
そこで終わってしまいます。
これまでの経歴は紹介できても、
自分で自分を説明できる人は
少ないのです。

自分自身のプロフィールを、
思いつく限り書き出してみましょう。
客観的なデータは
すぐに書き出せますが、
自分が自分をどう思っているのか、
他人から
どのように見られているのか、
主観的になるほど
適切な言葉が見つからずに迷います。

それでも頭を捻れば、
ジクソーパズルのような
自分の断片が見えてきます。
大学は法学部を卒業したけれど、
本当はアルベール・カミュにあこがれて、
フランス文学を専攻したかったとか、
小さな頃はプロ野球選手になりたかったとか、
いろいろなことを思い出します。

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2009年7月23日 (木)

自分を高める勉強術08

資格試験にチャレンジして、
将来は独立しようと
考えている人もいるかもしれません。
専門的なテキストを読んで記憶すれば、
試験に合格することはできます。
しかし資格を取得したからといって、
その道で食べていけるとは限りません。

資格試験に合格するための勉強は、
あくまで練習に過ぎないのです。
資格を取ったその後で、
どれだけ試合に勝てるかで、
プロになれるかなれないかが決まります。
単に知識を詰め込むだけで、
考える力を身につけなければ、
プロになるのは難しいでしょう。

勉強することは大事ですが、
それ以上に大事なのは、
何のために勉強するのか考えることです。
そのうえで自分のものの見方考え方が、
世間に通用するか検証することです。
思い通りにいかなければ、
もう一度やり直すことです。

そうした意味では、
打たれ強さが求められます。
ディベートで相手から
完膚無きまでに叩きのめされて、
落ち込んでやる気をなくしてしまうのか、
悔し涙を流しながら
本のページを開くのか、
そこからが本当の勉強です。
周囲がすべて見放しても、
自分で自分をあきらめない人が、
最後の最後には勝ち残るのです。

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2009年7月22日 (水)

自分を高める勉強術07

本を読みながら
「その通り」と大きく頷いたり、
「それは違う」と首を横に振ったり、
いつの間にか私たちは
本と対話しています。
本に書かれてある文字が、
一方的に頭の中に
流れ込んでくることはありません。
内容を噛みしめながら、
受け入れるか否かを判断します。

1冊の本を読み終えるには、
それなりの時間が必要ですから、
最初と最後では考えることも違います。
どのように考えても自由です。
再読したときに、
まったく違った印象を持っても、
本は静かに
開かれるのを待っているだけです。

人と会ったり、
研修セミナーや講演会に参加するのは、
待ったなしの試合です。
それに比べて読書は
練習と考えられます。
練習は地味でツラいものですから、
誰でも試合で自分の実力を
発揮したいと考えます。
しかし充分な練習を
積み重ねておかないと、
せっかく試合に出場しても
初戦敗退の憂き目にあいます。

だからといって
練習に明け暮れるばかりで
試合に出なければ、
鍛えた力もいつの間にか
衰えてしまいます。
試合でなければ養えない
実践の勘が働かない人は、
どんなに練習熱心でも
出場のチャンスを
与えるわけにはいかないのです。

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2009年7月21日 (火)

自分を高める勉強術06

人生の中で転んだり滑ったり、
不遇の歳月を経てからでないと、
古典に描かれた人間の
悲しさや切なさは理解できません。
幾星霜もの歴史を経て
生き続ける古典には、
人間の真実をえぐる鋭さと
疲れた心を癒してくれる
やさしさがあります。

読書の習慣が身に付いたら、
職場や地域の仲間に声をかけ、
勉強会を開くのもおもしろいでしょう。
同じ本を読んでも、
受け取り方は十人十色です。
自分とは違う
考え方や発想と接することで、
知らない世界に足を踏み入れて、
視野が大きく広がります。

その結果を会報にまとめたり、
ホームページに
コンテンツとして紹介したり、
新しい出会いを演出できます。
読書の経験を通じて、
同じフィールドで
意見を闘わせますから、
自分自身の成長の糧になり、
さらに勉強する意欲を刺激します。

研修セミナーや講演会に出かけるにも、
本を読んでから行くのと
読まないで行くのでは、
身につくものに
雲泥の差が生まれます。
どうして読書に
それだけの効用があるかといえば、
読書は単に
知識を吸収するだけでなく、
読むプロセスで考えるからです。

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2009年7月20日 (月)

自分を高める勉強術05

仕事に関連する本を
中心に読みながら、
ベストセラーにも
手を伸ばしましょう。
どんな分野の本でも、
たくさんの人に読まれている本は、
それだけの理由が必ずあります。
自分の感性に響かなくとも、
時代がどの方向へ流れているか、
ヒントを示唆してくれます。

人の気持ちを察するには、
小説を読むのも有効です。
優れた小説の心理描写は、
心理学の入門書を読むより、
はるかに人情の機微に触れます。
最初から難しい小説に挑戦せず、
今の自分が共感できるテーマから
読み始めれば良いのです。

読書を積み重ねる頃には、
人生経験も豊富になります。
本当のことを言うと、
古典に出会うのは
それからなのです。
中学や高校の授業で、
古典や漢文が苦手になった人も
少なくないでしょうが、
その年代の少年少女に
古典を理解させようとするのが
ムチャなのです。

たとえば『論語』で有名な孔子は、
授業時間には聖人と教えられましたが、
実は魯の国で倉庫番や牛や羊の
世話をしていた公務員だったのです。
哲学者と知られるソクラテスが、
恐妻家だったという話も有名です。
そう聞けば
親しみが湧いてくるでしょう。

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2009年7月19日 (日)

自分を高める勉強術04

入門書から読み始めると、
自分の力がつくにしたがって、
読む本の内容も
レベルアップしていきます。
人生は長いのですから、
焦る必要はありません。
今の自分に
相応しい本を理解できてから、
次のレベルの本に
チャレンジすれば充分です。

本を読んでいて、
どうにも理解できないこともあります。
理由は大きく分けて2つです。
ひとつは
今の自分のレベルでは
早すぎた本です。
そのまま本棚に戻しておき、
しばらく経ってから読み直せば、
スンナリと頭の中に染み込んでいきます。

もうひとつの理由は厄介です。
本そのものが
水準に達していないケースです。
自分が何を伝えようとしているのか、
著者本人がわかっていなかったり、
読者にわかるように
書く努力を放棄していたり、
そうした本が少なからずあります。

本は著者と編集者の
共同作業で仕上げられますから、
同じ著者の本でも
わかりにくい本もあります。
もう一度読み直したり、
同じ著者の別の本を読んだり、
それでもわからないときは、
縁がなかったものとあきらめてください。

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2009年7月18日 (土)

自分を高める勉強術03

本屋さんには本は
売るほど並んでいます。
すべてを読みきる時間など、
忙しいビジネスマンには
なくて当たり前です。
「私の本を読みなさい」
と言いたいところですが、
それほど厚かましいお願いを
できる立場でもありません。

基本的には
自分が関わっている仕事の入門書から、
読み始めるのが順序でしょう。
経理の仕事をしているなら
簿記や経理の入門書、
営業の仕事をしているなら
販売やセールスの入門書です。
ひと通り理解できたら、
それに連なる入門書を読みましょう。

そうすると仕事の流れと
周辺の状況がわかってきます。
小さい会社の営業マンでも、
マーケティングの知識を
知ると知らないとでは、
仕事の進め方に大きな差が生まれます。
どこのセクションでも共通して必要なのが、
経営資源に対する基礎知識です。

会社の経営資源とは、
ヒト・モノ・カネの3つです。
とりわけお金の流れについては、
どんな仕事に携わっていても、
知っていて困ることはありません。
ビジネスの最終段階では、
必ずお金が絡んできますから、
知らなければ最後の詰めを誤ります。

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2009年7月17日 (金)

自分を高める勉強術02

自分自身に対する投資で、
最も安上がりで効果的な方法は、
何と言っても本を読むことです。
あらゆる分野のオーソリティが、
精魂傾けて著した本には、
仕事のヒントになる
エッセンスが溢れています。
本屋さんに立ち寄れば、
実にたくさんの本と出会えます。

書棚を眺めていて、
タイトルやテーマが
気になる本があれば、
すぐに買い求めておくことです。
その道の専門家を
自分のために雇うと考えれば、
1冊の本の値段など安いものです。
次の機会に買おうと思うと、
店頭から姿を消している
こともあるから要注意です。

買ってきた本は、
どのように読もうとも、
誰にもとやかく言われません。
通勤電車の中で読んでも、
寝転びながら読んでも、
好きなときに読むのを中断しても、
著者は文句のひとつも言いません。
これが生身の人間相手なら、
そうはいかないでしょう。

それどころか傍線を引いても、
書き込みを入れても、
ときには切り貼りしても、
読む人の血や肉になれば良いのです。
私も本を書いていますが、
本は道具と割り切っています。
私の本を読んで、
少しでも役立てれば、
それ以上の喜びはありません。

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2009年7月16日 (木)

自分を高める勉強術01

いろいろな人に支えられ、
たくさんの経験を積み重ねても、
それだけでは
仕事のイニシアティブを握れません。
さまざまな情報に接して、
問題解決のチャンスを与えられても、
成果をあげるだけの知識がなければ、
周囲が納得する結果をもたらせません。

人間の一生は、
最後まで勉強が続きます。
学ぶことを怠れば、
すぐに追い越されていきます。
せっかく築いた地位も名誉も財産も、
一瞬のうちに失うかもしれません。
今までの
護送船団方式のシステムが終わり、
社員証が定年までの
パスポートにならない時代に、
過去の栄光で食いつなぐのは、
もはや過ぎ去った
夢物語でしかないのです。

それでは、
どのような勉強をすれば
良いのでしょうか?
基本的には
出会う人一人ひとりから
学ぶことですが、
そのためにも自分の中に
ベーシックな知識を蓄えて、
優れた人とコミュニケーションをとれる
基盤をつくることです。

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2009年7月15日 (水)

問題解決の基本サイクル08

自分自身が丸裸になっても、
蓄積した財産が
消えるわけではありません。
積み重ねた知識や経験は、
必ずいつかよみがえります。
堅い絆で結ばれた人脈は、
生涯を閉じるまで
良きアドバイスを与えます。
何も心配せずに、
初心に戻る意欲を駆り立てることです。

上に立つ人が自分自身を革新し、
問題解決の先頭に立つ会社は、
若い人も大らかに育ちます。
社内の風通しが良くなれば、
さまざまなアイデアが生まれやすくなり、
組織全体が活性化します。
そのような状態になれば、
市場での競争力もついてきます。

問題解決で最優先されるのは、
問題点を自覚することです。
今までの功績は功績として認めたうえで、
常に時価で
会社の値打ちを捉え直すことです。
お客さまや取引先を初めとした
外部の声にも耳を傾けて、
周囲に望まれている
本来の自分の姿を
見失わないことです。

何が問題なのか?
どうすれば解決できるのか? 
最善の解決策はどれなのか? 
こうした問いを
自分自身に向けるのを、
忘れないのが
仕事の基本です。

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2009年7月14日 (火)

問題解決の基本サイクル07

美術館や博物館に足を運び、
芸術作品や歴史遺産を
目にするのも効果的です。
ふだんは利益と品質の数字を
行ったり来たりしていますが、
日頃は縁のない世界から
人間を捉え直すことで、
ビジネスで見落としているところが
わかってきます。

仕事の経験を積んだベテランほど、
いつの間にか袋小路に迷い込み、
問題の所在に気づかないことが多いのは、
思考回路が閉ざされているからです。
従来のパラダイムに風穴を開けて、
仕事に対して
新鮮な気持ちで取り組まなければ、
問題解決のサイクルから弾かれます。

フレキシビリティを失って困るのは、
自分ひとりだけではありません。
肩書が重くなればなるほど
周囲に対する影響力も
大きくなりますから、
改善を提案されても
問題の本質が把握できずに、
組織革新に対する
障害になりかねません。

だからといって
経験の浅い部下の提案を鵜呑みにして、
ハンコを押しているだけなら、
経営者にすれば
高い給料は支払えないのです。
今までの会社への貢献を
貯蓄のように考えて、
泰然と椅子に座っていられる
時代ではありません。

知識や経験を積み重ねてきた人ほど、
今までの自分を一度リセットして、
新たな気持ちで
仕事に取り組まなければ、
リーダーシップを
発揮できないと考えましょう。
会社の問題点を部下に問い質して、
問題点はあなたと指摘されるようでは
洒落にもなりません。

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2009年7月13日 (月)

問題解決の基本サイクル06

常に問題点に気づくためには、
緊張感を持って
仕事に向かい合うことが大切です。
仕事に慣れたと思った瞬間から、
情報のアンテナは錆び始め、
感性は摩滅していき、
知的好奇心が薄れます。
昨日と同じ仕事をしていると、
いつの間にか取り残されます。

そうならないためには
日常的に自分を刺激して、
新しいものを積極的に採り入れて、
意識の新陳代謝を活発にすることです。
たとえば休日はゴロ寝と決め込まず、
たまには街に出かけてみることです。
街の風景は、
しばらくの間にガラリと変わります。

百貨店や商店街の店頭は、
季節によって陳列が変わります。
食品売場に足を踏み入れたら、
ビールの売場スペースが極端に減少し、
発泡酒が前面に
押し出されているのに気づきます。
精肉コーナーでは
牛肉が片隅に追いやられ、
豚肉がメインの売場に進出しています。

駅前の一等地に建てられた
ショッピングセンターが撤退し、
広い駐車場スペースの
コンビニエンスストアに
なっていたりします。
街の風景は時代の流れを反映し、
日々刻々と表情を変えていきます。
ウッカリしていると、
まったく知らない街になっています。

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2009年7月12日 (日)

問題解決の基本サイクル05

首尾良く提案が受け入れられたら、
実現へ向けて
粉骨砕身努力することです。
そうは言っても提案は仮説ですから、
必ずしも実効性を得られる
保証はありません。
ときには自分の提案がうまくてかず、
他の人の提案が
効果を発揮することもあります。

そうしたときには
いつまでも自説にこだわらず、
組織全体の中での最善策を支持して、
全面的に協力することです。
セクショナリズムに縛られた言動は、
企画や提案から説得力を奪います。
組織の一員としての自覚を持ち、
フレキシブルに対応することです。

こうしたプレゼンテーション能力は、
企画を立てるときだけでなく、
会議や営業活動に応用が利きます。
どのような場面でも、
相手の合意を得るプロセスをわきまえ、
自分ひとりが浮き上がらないように配慮し、
会社という組織を動かすことが肝心です。

問題点を発見して改善するのは、
一度だけでは終わりません。
問題点を発見し、
解決への仮説を提示し、
仮説が合理的か検証し、
実際に行動に移した後には、
次の問題点が発見されます。

永久的なサイクルになっています。

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2009年7月11日 (土)

問題解決の基本サイクル04

どうすれば相手に関心を抱かせて、
自分の意見に納得してくれるか、
シナリオを準備することです。
相手の性格や価値観を踏まえ、
YESを導くステップを踏まなければ、
正しい意見でも
通らないのが世の中です。
どんな場所で話し合うかも
神経をつかいましょう。

自分の意見を伝えるのが目的でも、
際限なく話し合えるものでもありません。
タイムテーブルを設定し、
落としどころを見誤らないことです。
相手の態度や表情の変化を見逃さず、
退き際も心得ておかなければ、
二度と提案を聞いてもらえません。

実際のプレゼンテーションでは、
さまざまなツールを駆使しますが、
全員を集めて説明会を開くようなときは、
パソコンのプレゼンテーションツールで
ビジュアルな画像などを準備して、
視覚に訴えると効果的です。
プロジェクターまで使うことはないでしょう。

それよりも重要なのは
質疑応答です。
提案に対して乗り気なら、
間違いなく
さまざまな質問が飛び出します。
とくに数字に関する質問は、
細かい部分まで
答えられるようにしておかないと、
その時点で今までの苦労が
水の泡になります。

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2009年7月10日 (金)

問題解決の基本サイクル03

そのうえで
問題解決の仮説を立て、
具体的な要件を列挙することです。
改善に対して
どれだけの期間を要するのか、
コストはどれだけ必要なのか、
改善を実現するのは誰なのか、
そうした一つひとつを説明し、
了解点を確認する作業です。

この段階で
プレゼンテーション能力を
発揮しなければ、
自分の意見や主張が
相手へうまく伝わりません。
プレゼンテーションは
発表とか上演を意味する言葉ですが、
企画のコンセプトを説明し
基本的な合意を得るものとして
使われています。

基本になるのは企画書や提案書です。
問題に対してどのようにしたいのか、
解決策を示した文書を提出することで、
お互いの議論の土壌が耕されます。
できるだけフォーマットを統一し、
1枚の中に必要事項を盛り込んだ
企画書や提案書を作成しましょう。

たくさんの資料やデータを添えて、
論文のようなレポートを
提出する人もいますが、
ハッキリ言って、
忙しい上司になるほど
目を通してくれません。
要点を箇条書きにして、
言いたいことが
すぐにわかるようにしたほうが、
相手を自分の土俵に
引き込みやすくなります。

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2009年7月 9日 (木)

問題解決の基本サイクル02

仕事ができない人は、
疑問を感じても急いで打ち消します。
仕事がやりにくいのは
能力が足りないからと考えて、
従来のやり方に合うように
自分を追い込んでいきます。
一生懸命に努力していることは認めますが、
問題は放置されたまま
次世代に引き継がれます。

これに対して仕事ができる人は、
疑問を深く掘り下げていきます。
どうすればもっとラクになるかを考えて、
合理的な方法を模索していきます。
他の人にも意見を求めて、
いろいろなアイデアを頭の中に描き、
まとまったところで
新しい方法を提案します。

ここですぐに採用されたら、
仕事に対する意欲も湧いてくるのですが、
たいていの場合は
上司からこともなく捻り潰されます。
そこで口をつぐむくらいなら、
最初から何も提案しないほうがマシです。
まず問題点が正しいかどうかを
捉え直しましょう。

問題を放置することで
会社にどのような
不利益をもたらすのか、
改善することで
組織として
どれだけの効果が期待できるのか、
そうした視点から
問題点を浮き彫りにして、
全体が共有できるテーマに
転換することです。
自分の都合は
後回しにしたほうが良いでしょう。

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2009年7月 8日 (水)

問題解決の基本サイクル01

さまざまな情報をコントロールするのは、
知的好奇心からではありません。
実際に仕事に活かさなければ、
情報は鮮度を保てず価値を失います。
目の前の壁を破るために、
情報は強力な武器のひとつです。
仕事で大切なのは、
それぞれの問題を解決することです。

上司から言われたことをやっているうちは、
仕事のおもしろさはわかりませんが、
自分で仕事を創り出すようになると、
おもしろさがわかる反面、
さまざまな問題にぶつかります。
逆に言えば、仕事の中から
問題を発見できるようにならなければ、
仕事のおもしろさも
わからないということです。
本気で仕事に向かい合うから、
問題点が見えてくるのです。

たとえば報告書が書きにくかったり、
他のセクションとの連絡が
うまくとれなかったり、
帳票類が読みづらく数字を誤ったり、
仕事をしていると
不便を感じることが少なくありません。
このときに疑問を感じるか否かが、
問題を発見できる人と
できない人の差になります。

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2009年7月 7日 (火)

情報の受け方、流し方07

ところが情報を受けとる側は、
そこをなかなか切り分けられないのです。
行楽日和というイメージを与えられると、
ドライブの準備を始めます。
洗濯物が乾くと聞けば、
明日は家中を片付けようと心に決めます。
ビジネス情報でも、まったく同じです。

そうなると情報を峻別するのは、
受けとる人の見識とわかります。
先ほどの天気予報でたとえれば、
ゴルフに行くと決めている人は、
晴れるか曇るか参考にしても、
ゴルフの予定は変更しません。
嵐の予報でも出れば、
中止するかもしれませんが……。

仕事にテーマを持って突き進んでいると、
通勤電車の中吊りのポスターに
気になる言葉があるだけで、
情報のアンテナが敏感に察知します。
他の人が見逃すような小さな変化でも、
問題意識の強い人には
充分な大きさのシグナルとして機能します。

こうした情報の特性をわきまえて、
どのように情報を活用すれば
効果的なのか、
受信する立場、
発信する立場それぞれに、
プロデュースすることが重要です。
受信するときには
情報の内容をできるだけ分解し、
発信するときには
情報の内容を包括的にデザインし、
自分の仕事に有利に展開するように、
情報を捉え直すことが肝心です。

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2009年7月 6日 (月)

情報の受け方、流し方06

たまに海外旅行など出かけると、
その間は映像も活字も届きませんから、
帰国したときには
浦島太郎になったような気分です。
それだけ
テレビや新聞など
マスメディアからの情報は、
私たちのものの見方考え方に
大きな影響を及ぼしているのでしょう。

だからといって情報の内容が、
客観的だと思い込んだら大間違いです。
いくつかの新聞を読み比べたり、
複数のテレビ局にチャンネルを回すと、
同じ事件に対する解釈が
微妙に異なるのに気づきます。
事実は事実として伝えても、そ
れに対する評価は違います。

新聞の一面を見れば、
このことはすぐにわかります。
各紙それぞれの主張で、
何をトップにするかを決めています。

実はここに情報の本質があるのです。
事実を事実として伝えるだけでなく、
それをどう読み込むかの解釈が、
常にセットになって伝えられます。

天気予報の番組で、
明日は晴れるという予測は
気象観測に基づいた事実です。
そこまではどのテレビ局でも同じです。
しかしその後に
「絶好の行楽日和」と続けるか、
「洗濯物がよく乾く」と続けるか、
これはあくまでもテレビ局による主観です。

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2009年7月 5日 (日)

情報の受け方、流し方05

誰に対して何を伝えたいのか、
できるだけ具体的に
テーマを絞り込むことです。
たとえばモバイルで
社内の営業マンに
在庫情報を発信するなら、
在庫の総数を伝えるだけでなく、
そのうち
出荷できる在庫数はどれだけなのか、
今後の入荷予定はどうなっているのか、
そこまでの情報を提供しなければ
実際には役立たないのです。

PR誌やフリーペーパーで
会社や商品の情報を提供するのも、
基本的には同じように考えれば良いのです。
自分が伝えたい内容を
一方的に押しつけるのではなく、
相手が知りたい情報を
相手が理解できるように書き換えて、
相手の言葉で表現することが大切です。

情報は電波と同じように、
際限なく飛び交っています。
貴重な情報もあれば、
取るに足らない情報もあります。
最新情報もあれば、
使い物にならない古い情報もあります。
どの情報を選び取り、
どの情報を捨て去るかの勝負です。

毎日眺めているテレビや新聞も、
私たちには大事な情報源です。
いつ何が起きたのか、
さまざまな情報を教えてくれます。
CMや広告を見ているだけでも、
どこの会社が
どのような新商品を発売したのか、
居ながらにして
キャッチできますから便利です。

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2009年7月 4日 (土)

情報の受け方、流し方04

そうなると
コンピュータを無視して、
仕事を進めるわけにいかなくなります。
コンピュータと言っても、
最近はオペレートの簡単な
パソコンが主流になり、
一部の専門職を除き、
大型コンピュータは使われなくなっています。

今どきパソコンが苦手という人は
珍しくなっていますが、
そうした人たちに考えていただきたいのは、
ソロバンを使わずに
電卓を使っているのと同じということです。
今まで机の上で紙に書いていた作業を、
パソコンの画面の上で行うだけのことです。

パソコンを敬遠させている大きな原因に、
横文字ばかり多用されていることがあります。
ソフトを読み込ませるくらいの表現なら、
ベテランの人にも理解できるのに、
アプリケーションをインスツールすると言うから、
ややこしくて投げ出してしまうのです。

これは自分が情報を発信する際に、
充分に気をつけたいことです。
業界用語や専門用語を無前提に羅列して、
情報を受信する人に理解を求めても、
一方通行のコミュニケーションしか成り立ちません。
わかりやすい言葉に転換しなければ、
独り善がりで終わります。

仕事で情報を発信するのも、
日常茶飯事の作業となります。
メールやファックス、電話だけでなく、
手紙やDMで情報を
提供し続けなければ、
ビジネスの相手を
振り向かせることはできません。
情報を受けとるときに、
どのような情報を
高く評価するかを思い出し、
発信する情報の内容を吟味しなければ
レスポンスを期待できません。

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2009年7月 3日 (金)

情報の受け方、流し方03

ファイリングには、
アナログとデジタルの
2つの方法があります。
アナログの中心は紙であり、
従来の帳票類や印刷物のほとんどは、
紙の上に記録されて保管されています。
きちんと整理しておけば、
いつでも誰でも
取り出せるという利点があります。

実際にデータを調べるときも、
紙の手触りや
印刷物の視覚に訴える効果は、
すんなりと頭の中に染み込んできます。
さまざまな情報ツールや
メディアが氾濫していても、
紙に印刷された本を読むことが
一番親しみやすいのと似た現象です。

ところが困ったことに、
紙は重くてがさばるのです。
保管するスペースも、
年々狭くなっていきます。
そこで登場したのが、
データのデジタル化です。
何しろ百科事典がマルゴト
1枚のCDに収まってしまうのですから、
省スペースという点で
紙は太刀打ちできません。

ここ数年来大きな会社では、
古い紙の資料を
スキャナーで読み込んで、
データのデジタル化を
急速に推し進めています。
実際に時間もコストもかかる作業ですから、
どこでも右に倣うわけにはいきませんが、
倉庫料を大幅に削減したという
話も聞こえます。

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2009年7月 2日 (木)

情報の受け方、流し方02

情報は断片として発信され、
それ自体に新しさがなくとも、
組み合わせることで
まったく違う様相を示すこともあります。
メモを取るクセをつけておき、
定期的にチェックすることで、
情報の価値を判別する
トレーニングにもなります。

情報の値打ちは、
クローズにされるほど高くなり、
オープンにされるほど低くなります。
たとえば会社の顧客台帳は、
社内では誰もが使える
データベースですが、
社外の人には
会社の戦略を知るための
機密情報です。
人によって
情報の値打ちは異なります。

情報というものを考えるとき、
こうした事実は重要です。
私たちが手に入れられる情報は、
何らかの形で公開されたものであり、
知られることを予見して
発信されているからです。
そうした情報を切り捨てていたら、
口コミと評判に頼るしかなくなります。

そのように考えれば、
社内の資料やデータも、
情報として位置付けられます。
外部へ公開できる情報と、
内部で守秘すべき情報に、き
ちんと振り分けることが肝心です。
そのうえでテーマや内容ごとに
ファイリングすれば、
情報をマネジメントできます。

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2009年7月 1日 (水)

情報の受け方、流し方01

時間を有効に活かすには、
的確な情報をキャッチして
上手に使いこなすことが必要です。
誰も知らない情報を手に入れたら、
ライバルに一歩先んじて、
仕事のイニシアティブを握れます。
情報とは
変化を予兆するシグナルですから、
誰もが欲しがるのは当たり前でしょう。

情報収集が難しいのは、
鮮度が新しい情報は信頼性が薄く、
間違いのない情報は
周知の事実になっていることです。
お客さまが漏らした言葉を聞き逃さず、
ビジネスに活かせればベストなのですが、
往々にして情報に
掻き回されるだけの結果に終わります。

生の情報を手に入れるには、メ
モを取るクセをつけることです。
ビジネス現場で気になった言葉でも、
数時間を経過すると
記憶に残らないのが普通です。
メモに書き込んでおけば、
後で調べたり整理することで、
ビジネスチャンスを大きく膨らませます。

メモは
情報カードとしての役割も果たします。
一つひとつのメモには
それほど深い意味がなくとも、
全体を包括して捉え直すと
大きな問題を提示していることがあります。
お客さまとの会話を書きとめて、
取引先の倒産を
事前に察知したというケースもあります。

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