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2009年1月27日 (火)

価格競争で勝ち残れる企業はない01

ユーザーを味方につけるには、
プライスダウンを実施するのが即効性があり、
どんなに高い理念やビジョンを掲げても、
価格の高い商品を
買ってくれるユーザーはいない。
それが従来からの発想です。

確かに、
同じ品質の商品や
サービスを求めるのであれば、
1円でも安いほうになびくのは人情です。
ガソリン代や電車賃をかけても元が取れるなら、
喜んで労力や時間を費やすのが庶民感覚。
ダイエーの創業者である中内功氏が
価格破壊を提唱して以来、
流通を制する企業は
薄利多売をスローガンにして闘い続けています。

しかし、利益を極端に圧縮したプライスダウンは、
流通だけでなくメーカーをも危地に追い詰めます。
行き着く先は人件費の安い諸外国で生産し、
パートやアルバイトで店舗を運営し、
徹底的にコストを切り詰めるしか方策がありません。

全国で100円ショップを展開するダイソーは、
2001年3月時点で
2,020億円の売上を計上しています。
従業員は1,500名、
生活用品から化粧品、アクセリーまで、
5万5千アイテムを扱っているということです。

100円の販売価格を実現するために、
店頭の商品の80%を自社で製造し、
国内外の協力企業に数百万個単位で発注し、
全品を自社倉庫で管理し
店舗に納めています。
明らかにスケールメリットを得た
ビジネスということになります。

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