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2008年12月14日 (日)

経営ビジョンがモチベーションを刺激する04

1970年代に
内橋克人氏が著した『匠の時代』は、
高度経済成長を先導した
技術者たちにスポットライトを当て、
読者からの好評を得てシリーズ化されました。
内橋氏には敬意を表しながらも、
本来は企業から発信されるべき
メッセージだったように思います。

物語とは企業の歴史であり、
織りなしてきた文化です。
ユーザーや取引先と交わした情であり、
厳しい風雪に堪えてきた強さです。
そうした企業プロフィールに惹きつけられ、
一人ひとりの社員が自覚的に行動を起こします。

新規事業に進出するにも、
経営ビジョンが
理解されているか否かは重要です。
マーケットを開発する
必然性を納得していなければ、
競合他社に対する戦闘意欲は薄れます。
利益の拡大を示唆しても、
社会的に認知される正当性を得られなければ、
周囲に胸を張って業務に邁進できないのです。
滅私奉公を促されても、シラケます。

経営ビジョンとは、
未来の視点から掲げられた
行動のシナリオです。
それが経営トップだけのものでなく、
組織全体に関わるものと周知徹底し、
取引先やユーザーの
幸福に繋がるものと説得することです。
誰にでもわかる言葉で経営ビジョンを書き直し、
組織の一人ひとりのバックボーンを形づくらねば、
勝ち残る戦略は策定できません。

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