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2008年12月 9日 (火)

企業カルチャーとトランスレーション03

工業製品やサービスであれば、
購買前の体験は難しくなります。
自動車であれば試乗できますし、
住宅であれば見学会に参加できますが、
購買を決意できるほどの
臨場感を得ることはなかなかできません。
どうしても
知識や情報に頼らざるを得ませんから、
失敗を許されない商品ほど
知名度の高い企業が有利になります。

知名度が高いということは、
露出の機会が多いというだけでなく、
ユーザーにとって
親和力があるということです。
企業だけを取引先にしているケースであれば、
テレビCMや新聞広告に頼らず、
一般の人には知られていなくても、
業界の中で認知され
評価されていれば充分なのです。
つまり、ターゲットになる相手に
知られることが肝心です。

たとえば再春館製薬やポーら化粧品などを見ると、
企業カルチャーと、
そこから発信される企業メッセージは、
誰が顧客なのかを充分にわきまえて、
固有のコミュニティを形づくっています。
単に化粧品を販売するのではなく、
ターゲットになる女性の生活に
企業カルチャーを浸透させ、
自主的な関わりを促せるよう
上手に演出しています。

企業カルチャーを確立するだけでは、
マーケットへメッセージは伝わりません。
企業が伝えたい情報を、
ユーザーや取引先が理解できるように転換し、
相手の言葉で
メッセージを再構築することが必要です。
それがトランスレーションの技術です。

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