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2008年12月 5日 (金)

企業アイデンティティの掘り起こし03

言葉を換えれば、
社会的な企業の存在理由を明らかにし、
広く賛同を得ることがCIの目的です。
自社が世の中にどう位置付けられているか、
ユーザーや取引先から何を期待されているのか、
それを知らなければ
アイデンティティを確かめられません。

ひと頃流行したCIでは、
そうした検証をブラインドにして、
ビジュアルなイメージだけを
表そうとしていました。
水面下では
きちんとした作業を行っていたのでしょうが、
伝えるべき情報を伝えられなかったことから、
真意を理解する人は少なかったのです。

それと同時に、
CIが内部評価だけで断行されたことにより、
サプライヤーロジックから
免れることができませんでした。
企業アイデンティティを掘り下げるプロセスで、
利害関係者すべての意見を参考にすることが重要です。

そうなると、内部からの企業の位置付けと
外部からのものとギャップが生まれます。
組織の内側だけ捉えても、
階層ごとに企業観は微妙に違います。
このギャップに気づき、真正面から対処することが、
企業アイデンティティを検証する第一歩です。

これは、企業にとって”強み”の確認でもあります。
自社が描いたプロフィールと
ユーザーや取引先が描いたプロフィールの差は、
そのまま評価基準の見直しに繋がります。
よくあることですが、
経営トップは技術力に自信を持っているのに対して、
外部の評価では営業力に優れている場合、
往々にして
営業畑で頑張っている人は冷遇されがちです。

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