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2008年12月 4日 (木)

企業アイデンティティの掘り起こし 02

創業者の自叙伝や古い社内報を紐解き、
自らの企業が歩みだした根源を知ることです。
その最初のメッセージが受け入れられたからこそ、
企業は今も経営活動を展開していると考え、
社会が企業を必要としている
存在理由にこだわることです。

日本経済を代表する
リーディングカンパニーの多くは、
創業者の顔を鮮明に描きだしています。
経営トップは代わろうとも、
スピリッツが脈々と受け継がれていることを表明し、
ユーザーや取引先から信用を得ています。

企業の中核能力とされるコアコンピタンスも、
煎じ詰めればアイデンティティということになります。
技術スキルや事業プロセスは、
競合他社との相関で反故同然になり、
ビジネスモデルやパテントも、
イノベーションにより履歴のひとつに過ぎなくなります。

しかし、経営活動の価値基準となるアイデンティティは、
状況の変化によって揺らぐものではありません。
利益を先に求めるのではなく、
事業構想を鮮明に描きだし、
幅広い層からの支持と共感を得ることが肝心です。

企業アイデンティティと申しますと、
どうしてもコーポレート・アイデンティティ、
つまりCIを連想します。
従来のCIのコンセプトは、デザイナーから提唱され、
メディアを上手に活用した広告代理店が
イニシアティブを握り、発展してきました。

社名変更やロゴのデザイン統一が、
CIのシンボリックな表象ですが、
元々CIが目指したのは、
経営ビジョンから営業活動まで
企業アイデンティティを形づくるものを
コミュニケーションの視点から統合し、
同一の表現でメッセージを発信することです。

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