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2008年12月31日 (水)

捨てる情報、拾う情報の見極め方02

こうした情報は、メディアを経由させるより、
インターネットなどでダイレクトに受信したほうが、
スピーディで的確な内容を得られます。
定期的にメールサービスを行っている機関も多いですから、
必要に応じて利用したほうが賢明です。
ビジネスに結びつかなくとも、
時代の流れを総括的に捉えるために有効な手段です。

その一方で、ベーシックな知識を蓄積することが肝心です。
さまざまなイノベーションは、
人間社会を豊かにするためのものですが、
ときとして技術革新の速さは
人間そのものを見失わせてしまいます。
それだけに、時代の変化の速度が増していくほど、
原点である人間に対する考察が、
繰り返し問い直されなければならないのです。

芸術や学問の領域から古典をクローズアップして、
人間という存在が求めているものを明らかにして、
確かめていくことです。
紀元前に孔子が説いた哲学や
プラトンが語った理想国家を、
21世紀に生きる私たちが理解できる背景には、
肉体という物理的限界を踏まえたうえで、
変わることのない人間の本質があるからです。

デジタル化された社会のベースは、
アナログで形成されています。
インターネットで情報を受発信するホームページでも、
肝心要のコンテンツは、
人間の指の間の温もりから生まれているのです。
意識だけが肉体から遊離するはずもありません。

まして価値観が多様化する時代には、
個々が戻るべき原点は、
クラシカルな基本原理にならざるを得ません。
誰に対しても説得力を持つからこそ、
古典は幾星霜に堪えて生き続けてきたのです。
最新情報を取捨選択するにも、
こうした知性が大きな力になります。

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