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2008年12月11日 (木)

経営ビジョンがモチベーションを刺激する01

企業カルチャーは外部に向けられるだけでなく、
内部における求心力も強くしていきます。
具体的には経営ビジョンという形になり、
現場で働く一人ひとりの判断基準や
行動規範として活かされます。
取引先に対しても、
企業の姿勢が鮮明に示されます。

これからの時代に組織は
ますます流動的なものになり、
アウトソーシングの導入も
急速に推進されるでしょう。
従来のように、
阿吽の呼吸で理解される社風などの暗黙知から、
誰の目にも明らかな形式知が
重視されるようになります。

暗黙知と形式知というコンセプトは、
1950年代から60年代にかけて、
マンチェスター大学やオックスフォード大学で
研究を重ねたマイケル・ボラニーが
提唱したものです。

要約すれば、
暗黙知は経験に基づいた
個人的な知識であり、
他者に伝えるのが難しい
混沌たるものを含み、
一方の形式知は
論理的な法則にのっとった知識であり、
文書や図表によって共有化できるものです。
暗黙知はアナログ、
形式知はデジタルとも捉えられます。

日本型経営が欧米の企業にとって脅威であり、
謎であった原因は、
日本企業の思考パラダイムに
暗黙知が大きく関わっていたからだと言われます。
組織の内部で使われる
言葉やものの見方考え方が自己完結し、
外部からは不透明な状態で推移する構造が、
日本企業の競争力の源泉と考えられていたのです。

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