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2008年10月 9日 (木)

お客さまに何を提供できるのか 01

お客さまを理解して要望に応えるには、
会社の中の情報を一元化するのが大切。
ところが業務を推し進めるには、
それぞれの立場で必要な情報は異なり、
一つひとつの定義も微妙に違っている。
常に最新のデータに更新すると、
過去の履歴を追うのも簡単ではない。

こうした不都合を解消するために、
アメリカのシステムコンサルタント、
W・H・インモンによって提唱されたのが、
DWH(データウェアハウス)というコンセプト。
情報を利用目的ごとに整理して、
時系列で更新せずに、
正しく分析できるよう統合する。

さまざまな窓口から集められた情報は、
ETL(抽出、変換、ロード)ツールにより、
統一されたデータ形式に書き換えられ、
クレンジングと呼ばれるデータの浄化を行い、
利用しやすいデータベースとして
DWHに格納される。

大きな会社になるほど
情報量は膨大になるから、
それぞれのセクションで使いやすいように、
DWHから必要な情報を
取り込んだデータベースを構築する。
これをDM(データマート)と呼んでいる。

DWHは経営トップの意思決定を
サポートするだけでなく、
情報の過不足を調整して
検証するための共通の土壌を耕す。
Plan・Do・Seeの基本サイクルで、
最も重視される検証から計画のプロセスを、
合理的に捉え直させる。

最初から社内の情報の
すべてを読み取ろうとすれば、
データベースを構築する段階で頓挫する。
必要なテーマを絞り込み、
使いながら育てたほうが賢明。
着眼大局着手小局という発想が、
無理のない形でDWHを活用するコツ。

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