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2008年7月10日 (木)

業務遂行と組織運営の委嘱 01

会社から
肩書の刷られた名刺を渡されたということは、
その範囲内での業務遂行に責任を持ち、
目標を達成するように
組織の運営を委嘱されたことであり、
それ以上でもそれ以下でもない。
肩書はあくまで役割であり、
実績に対する評価とは別である。

会社という組織は基本的にピラミッド構造で、
階層を昇るごとに責任と権限がしだいに大きくなる。
経営トップが最終的な決断を下し、
それぞれの立場の上司が采配を振るい、
部下を活用して仕事を進める。
末端に行くほど経営意思が伝わりにくくなる。

これはF・W・テーラーが創始した科学的管理や、
H・ファヨールが提唱した一般管理学から、
綿々と続いてきたマネジメントのスタイルだ。
ようやく20世紀になってから、
D・マグレガーがX理論とY理論という切り口で、
働く側のモチベーションに初めて目を向けた。

X理論では、人は本来怠けるもので、
金銭で刺激し監督を厳重にして
命令しなければ働かないとする。
これに対してY理論では、
適正な動機付けを与えれば、
自律的に仕事と取り組み
創造的な結果をもたらすと考える。
Y理論の重視によって、TQCなどが生まれた。

実のところトップダウンの発想は、
パラダイムとして深く根付いている。
上からの指示命令をリレーして伝えるだけで、
部下をシステマティックに動かそうとすれば、
会社という組織の中から活力が失われる。
今どき一方通行のコミュニケーションは通用しない。

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