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2008年6月23日 (月)

解決の糸口が見つかるまで考えろ02

私は駆け出し営業マンの頃から、
四方八方を壁に囲まれていたから、
どの問題から手を付ければ良いか
皆目見当がつかなかった。

一所懸命に売り込んでも結果は出ず、
会社ではやることなすことケチをつけられる。

だからといって言われたままに動くのでは、
営業マンとして働く甲斐がない。
七転八倒したあげくの果てに、
自分自身の殻を壊すしかないと気づいたが、
それでも問題は山積みされたまま。
今までの自分を置き去りにしても商品は売れない。

「商品を捉え直すなど一〇年早い」
そう言われながら、私は大胆に売場を切り替えた。
商品そのものは着実に売上を伸ばしたが、
先輩諸氏はおもしろくない。

数字を残しても責められるのだから、
私としては毎日が針のムシロ。
直属上司は庇ってくれたが、
小さな会社で逃げる場所はない。
新入社員と取締役では、
マトモに闘っても勝てるわけがない。

それでも私は真正面から非難を受けとめた。

私が考えに考え抜いて、
ようやく見いだした唯一の活路。
誰に何を言われても、
引き下がるわけにいかない。
呼び止められるたびに
自分の意見を貫きながらも、
できる限り耳を傾けた。

困難な問題ほど簡単には解決できないから、
営業マンはどうしても妥協案を考える。
しかし練りに練った解決策なら、
安易に譲歩してはならない。
ときには身をかがめても、
問題の本質がどこにあるかを見失わないこと。

問題解決はスピーディに越したことはないが、
拙速であれば後悔しかねない。
状況に応じた改善は必要だが、
抜本的な解決の方向から逸れないよう、
常に距離とスタンスを確かめることが肝心。
その場を凌ごうと思わない。

問題解決の糸口を見いだすまでは、
あらゆる角度から検証を重ねる。

問題の本質を掘り下げるのが浅ければ、
異論を唱えられたとたんに決意が揺らぐ。

風向きに惑わされていたら、
営業マンの言葉が軽くなる。

どれほど複雑な問題でも、
糸口さえつかめれば解決へ向かえる。

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