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2008年6月25日 (水)

正面衝突を恐れていないか02

強い相手とコンセンサスを得るには、
相手の立場を前面に押し出し、
結論へ至る道筋を狭める。

名刺の肩書が重くなるほど、
周囲から何を期待されているかを自覚している。

タテマエを軸にして正論を展開すると、ホ
ンネでは納得していなくとも、
頷かざるを得ないのが強い相手の泣きどころ。
正論で畳みかけられると、
逃げるに逃げられない。

相撲にたとえれば、横綱と平幕の取組。
横綱は買って当たり前なのに、
平幕が勝てば金星と持て囃される。
平幕は奇襲攻撃を許されるのに、
横綱は真正面から受けて立たねばならない。

ほとんどの営業マンは、
闘う前から相手の立場に怯えている。

言いたいことの半分も口にせず、
追従するような言葉を並べ立てる。
自分から土俵を割っているようでは、
強い相手の記憶にも残らない。

負けて元々と腹を据え、
叩き潰される覚悟で挑めば、
万が一の勝機を見いだせる。
地面に這わされても、
相手が確かな手応えを感じたら、
営業マンを軽く扱えなくなる。

強い相手に一目置かせれば、
他の相手との勝負は闘いやすくなる。
地力を養うだけでなく、
相手の評価が周囲に知れ渡り、
アドバンテージをとれる。

営業マンは強い相手にこそ、
全力でぶつかること。

そうは言っても強い相手と渡り合うには、
それなりの準備を整えることが求められる。

横綱に勝って金星を挙げるには、
幕内上位まで昇進しなければならない。
十両や幕下にとどまっていたら、
横綱に闘うチャンスさえ与えられない。

誰に対しても真正面からぶつかるなら、
当たって砕けるわけにはいかない。
用意周到に勝つためのシナリオを書き、
タイミングを見逃さないよう意識を集中する。

営業マンが問題を解決しようとすれば、
どこかで必ず誰かとぶつかる。

そのたびに正面衝突を避けていたら、
誰からも邪魔にはされないけれど、
存在していることすら忘れ去られて、
ついには身動きできなくなる。

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