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2008年5月 8日 (木)

自分らしさを表せる仕事なんかない02

自由気ままな学生時代の自分を否定され、
組織の一員としての自覚を求められるから、
誰にしたっておもしろいわけがない。
毎年五月になると、たくさんの新入社員が思い悩んで、
会社を辞めたり自分の殻に閉じこもったり、会社という組織に適応できない。

だからといって、ここで踏みとどまった営業マンが、
すんなりと自分の立場に納得するわけではない。
時計の振り子のように右に左に揺れながら、
会社とお客さまとの板挟みに苦しんで、
営業という仕事に居心地の悪さを感じたままでいる。

売上目標の達成をゲームと割り切って、
システマティックに計画を実行したり、
お客さまとの人間関係にのめり込み、
自分を理解する人の輪を広げたり、
それぞれに自分の居場所を求めて動くのは、
どこかで個性を表現したいのである。

しかし営業マンに求められているのは、
会社や商品の価値を伝える語り部である。

そこを押さえておかないと、毎日の行動に結果が伴わない。
実際に商品を売る具体的なプロセスを経て、
営業マンの存在はお客さまや会社から認知される。

会社や商品と真正面から向かい合い、価値観を共有しなければ、
営業マンの言葉は説得力を持たないから、
後生大事に自分を守っていたら、会社や商品の価値に理解と共感を示せない。
従来の思考の枠組みを疑わねば、にっちもさっちもいかない。

自分自身を徹底的に叩き壊さねば、営業マンは営業マンに生まれ変われない。

その作業を怠って経験を重ねても、必ず突き破れない壁に直面する。

営業マンに限らず、仕事が人を育てる。
知識も経験も浅い未熟な個性が、
そのまま社会に受け入れられる確率は極めて低い。
たまたま時代の波頭に乗れたとしても、
次の瞬間には振り落とされている。

自分自身と格闘しなければ、世の中に通用する存在になれない。

営業マンは、一人前になるまで修業時代とわきまえて、
今までの自分の価値観を棚の上に置き、
新しい知識や情報を白紙の状態で吸収することだ。

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