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2008年5月10日 (土)

本気で打ち込めばおもしろくなる02

私は、営業マンとして社長に負けたくないと考えた。
私ができないことなら、誰がやってもできない。
そこまで言い切りたい。

そうでなければ営業のプロとして、口惜しすぎるではないか。

そうは言っても社長と私では、知識も経験も歴然とした差がある。
勝たねばならない相手なら、一から一〇まで知らねばならない。
社長が何を考えどう行動しているのか、膝を突き合わせて耳を傾けたり、
他の人から教えてもらったり、少しでも多くの情報を掻き集めた。

お客さまと交渉を進め、途中で判断に迷ったときは、
社長ならどう考えるか。
壁にぶち当たって跳ね返されたら、
社長はどう乗り越えたか。
社長と五分に渡り合える気力、体力を養わねば、勝負どころではない。

社長と闘うなど、口が裂けても言えないから、
周囲の誰にも悟られてはならない。
私は人の目を盗むように、社長の一挙手一投足を観察し、
社長が話題にした本を読み、
休日も返上して働くことで、少しでも距離を縮めようとした。

おもしろいもので私が仕事に打ち込むと、
社長と直接対決する目的など、いつの間にかどこかへ吹っ飛んでいった。
自分の仕事を推し進めていけば、社長とも真正面からぶつかる。
しかしそれは優劣をつけるためでなく、社長の了解を得るのが目的だ。

社長のことなど意識せず、必要に迫られて仕事を追いかけるようになると、
周囲は私を一人前の営業マンと認め、社長も私の意見を尊重するようになる。

自分に嘘をつかず、なりたい自分を頭に描けば、
今やるべきことがわかってくる。
そうであるなら四の五の理屈を並べず、
一心不乱に仕事に打ち込めば良い。

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