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2008年5月23日 (金)

トラブルが起きたら当事者になれ01

営業マンがお客さまを説得できても、
トラブルが起きたらすべてご破算になる。

営業マンとお客さまとの間の行き違いなら、
自分の力で処理することもできるが、
ほとんどのトラブルは、
営業マンが知らないところで発生する。

定められた期限通りに商品が届かなくとも、
営業マンにとっては寝耳に水である。
流通ルートをチェックして、
どこに商品が滞っているかを突き止めるだけでも大変なのに、
それを報告するだけではお客さまは納得しない。
ときには営業マンが車を飛ばし、
必要な数量だけを運ばされたりする。

お客さまは満足するかもしれないが、
営業マンはまるまる一日を潰され、
スケジュールの変更を余儀なくされる。
稼働日数が減ったからと、
売上目標が変わるわけがない。

お客さまが期日までに代金を支払わねば、
当たり前のように営業マンが責められる。
すぐに確認をとっても、
先方も経理担当者でなければ即答できない。
社内体制がルーズなのか、
それとも経営が危ないのか、
そう簡単に結論を導けない。

営業マンにとっては迷惑な話だが、
自分が窓口を任せられているなら、
放っておくわけにもいかない。
とりわけ前任者から引き継いだお客さまは、
ウッカリと油断して調査を怠るケースが多い。
今まで大丈夫だから、これからも平気という保証はない。

手形で取引している場合には、
金額も大きくなるから、甘い判断が命取りになる。
不渡りとわかった時点では、
ほとんど回収の見込は立たない。
どのような経緯があったにしても、
営業マンが責任を免れることはない。

だからといって営業マンの身はひとつ。
あれもこれも押しつけられても、
すべてを処理するわけにいかない。
次の人に仕事のバトンを渡したら、
お役御免にしてもらいたい。

しかしお客さまや会社にすれば、
すべてのルートは営業マンに繋がる。

当事者として問題を解決してもらわねば、
これから先の仕事を任せられない。
トラブル処理が事務的だったり、
誠意を感じられなければ、
営業マンを信頼できない。

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