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2008年4月 9日 (水)

人間関係にすがっても売上に繋がらない 02

淋しいことを言うようだが、
営業マンとお客さまは、それぞれが会社に籍を置いている間は、
真の友人には成り得ない。
お客さまが商品を買えない立場になれば、
営業マンの足は遠のくのだから、
手の平を返したお客さまを恨むのは筋違い。

お客さまと談笑していると、自分も身内のように感じられるが、
営業マンを雇っているのは、お客さまの会社ではない。
自分と付き合ってくれるのだから、理解と共感を得ていると考えていたら、
営業マンはとてつもなく甘い。

会社のお金を引き出して、お客さまを利用しようとしているのは、営業マンのほう。
どのように取り繕っても、一番安易な方策を用いている。

飲ませて食わせるくらいでは、人の心を動かせない。

まして他人のふんどしで相撲を取り、
甘い汁だけ頂戴しようとしても、そうは問屋が卸さない。
お客さまの「ご馳走さま」のひと言で、すべての努力は水の泡になる。

お客さまの価値観に風穴を開け、営業マンの存在を認めさせるには、
真正面から満身創痍で格闘し、一目置かせるしか他に道はない。

自分自身を安全な場所に置き、
お客さまの意識を変えさせようとしても、
それはできない相談というものだ。

お客さまとの人間関係を築くプロセスで、
今までの常識を覆す確かな一撃を与えているか。
既成事実を重ねているだけなら、
なし崩しにお互いの関係が希薄になっても、何も怪しむことはない。

それぞれの背景を尊重しながら、強い絆を結んでいくのは、
それほど簡単にできることではない。
いつでも緊張を強いられながら、新しい問題を提起して、
全身全霊を傾け論議を重ねる。

お互いに気を緩めず手を抜かず、
成長していることを確かめられねば、
お客さまは営業マンをパートナーとして位置付けない。

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