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2008年4月26日 (土)

そのアドバイスに保険はかかっていないか02

私は不器用な生き方しかできず、
あちらこちらで衝突を繰り返してきた。
そのたびに傷ついて、深く重く考え込む。

平気で嘘をつく人、土壇場で裏切る人、騙そうと近づく人……。
色々な人と出会うから、
経験を重ねるに従って、私も少しずつずるくなる。

私自身は五月の風の吹き流し、
腹の中には何もなく、言いたいことをすべて口にする。
他の人もそうと考えていたら、どうやら大変な誤解。

人の言葉には裏があり、深謀遠慮が渦巻いている。

とりわけ美味しい話にはご用心!
儲かる提案にウッカリ乗ってしまったら、尻の毛まで抜かれてしまう。
お互いに利益がある話なら、交渉の余地も生まれるし、
相手が一所懸命になる理由もわかる。

相手にまったく悪気がなくとも、
自分にメリットがないと考えれば、やんわりと断る。
後になって悔やむこともあるが、
先を読めなかった私の問題だから、相手を恨む筋合いでもない。

転んだり、滑ったりするたびに、ひとつずつ利口になっていく。

人からの話を聞くのも自分、聞かないのも自分。
アドバイスを与えて無視されたら、人間関係は間違いなくギクシャクするが、
そこまで織り込んで自分で決断を下すしかない。
これからも付き合いたい人なら、アドバイスに従えない理由をハッキリと言う。

営業マンの現場は、それぞれの状況によって異なるから、
誰も絶対的なセオリーを示せないが、
自分の経験を語ってくれる人や、信念を伝えてくれる人は、
営業マンにとってやはり重要な存在だ。
ありきたりの原則論でも、聞かないより聞いたほうが良い。

同じことを言われても、
どのように解釈し、どう活かしていくのか、
営業マンの力量によって違ってくる。
私自身の経験でも、
師匠と仰いだ上司のひと言が、三年後に腑に落ちたこともある。
自分の準備ができていなければ、猫に小判ということだ。

人の力を上手に借りながら、決して人に寄りかからない。
これが、アドバイスを受ける姿勢。
どれだけ説得力を持つ意見でも、自分の人生と切り分けて、
最後の責任は自分で負わねば、どこへ流されるかわからなくなる。

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