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2008年4月27日 (日)

将棋を指すのか、手駒になるのか01

世の中には人を動かす人と、人に動かされる人がいる。
そう言うと社長と社員の関係を想像し、
営業マンは動かされる人と考える。
残念ながら、話はそれほど単純ではない。
社長だって社員や取引先に動かされ、
思い通りに采配を振るっているわけではない。

今の世の中では権力は分散され、機能は分化している。
内閣総理大臣でも、全権を握っていない。
それぞれの立場を抑制しながら、お互いに配慮することで、
世の中のバランスは保たれている。
今どき専制君主を目指しても、うまくいかない。

どんな立場に置かれても、
人を動かす人は人を動かすし、
人に動かされる人は人に動かされる。
要は自分を人生の主役にできるか、
それとも流れに身を任せて漂うか、
どう生きるかの決意しだいである。
そう聞けば誰だって、主役になれるとわかる。

しかし実際に主役を目指すのは、相当な苦労を強いられる。
岐路に立たされるたびに、
従来の常識とぶつかりながら、自分の判断で道を選んでいく。
どのような結果になろうとも、絶対に人のせいにできない。
孤立無援のときでも、前へ進むしかない。

流れに身を任せれば、何よりも楽である。
皆が言うとおりに疑わず、歩調を合わせればそれで済む。
どのような境遇に追いやられても、
同じ種類の人は必ずいるから、お互いに慰め合うこともできる。
運が良ければ波に乗り、贅沢三昧に暮らせるかもしれない。

それでも一度きりの人生を、自分で納得して終わらせたいなら、
あえて茨の道を突き進むことだ。

自分が何をやっているのか、今どこにいるのか、
きちんとわかっていれば、毎日が充実してくる。
小さな一歩でも、確かな成長に手応えを感じる。

そうは言っても長い道のりを歩くには、頼りになる杖が必要。
資産があれば資産を活かし、後ろ盾がいれば後ろ盾を使い、
利用できるものをすべて利用するのに、何も恥じることはない。

大切なのは自分が置かれた環境の中で、
人生の設計図を描き、自らの意志で行動する。

人の言いなりにならず、自分の足で立つ。

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